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卓球日本女子代表の圧倒的強さに台湾選手も脱帽!「明らかに私たちよりも上だった」【東京五輪】

THE DIGEST編集部

2021.08.03

混合ダブルスに続いてメダルを狙った台湾だが、日本の牙城を崩すことはできなかった。(C)Getty Images

 8月2日に行なわれた東京五輪卓球競技の女子団体戦準々決勝。第2シードの日本(伊藤美誠、石川佳純、平野美宇)は第5シードの台湾代表(鄭先知、陳思羽、鄭怡静)と対戦し、3-0のストレート勝利を収め、3大会連続のメダルに王手をかけた。

 第1試合、ダブルスとして日本の先陣を切った石川/平野ペアは鄭先知/陳ペア相手に3-0で快勝すると、エース対決となった第2試合は伊藤が鄭怡静をストレートで撃破。第3試合は平野が陳に第1ゲームを11-9で逆転勝ち。第2ゲームこそ7-11で落としたものの、第3、第4ゲームをいずれも11-4で制し、勝利を手にした。

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 台湾は7月26日に行なわれた混合ダブルスの3位決定戦で林昀儒と鄭怡静のペアが銅メダルを獲得。卓球競技では2000年のシドニー五輪以来、20年ぶりとなるメダルを台湾にもたらしたが、団体戦でのメダル獲得は叶わなかった。

 試合後、鄭先知は「試合とはこういったもの。勝者と敗者がいる」と冷静に語り、「今日の相手は強さ、勢い、自信の部分で明らかに私たちよりも上だった」と日本の強さを認めた。

 敗退後も落ち着いていた鄭先知とは対照的に、3度目のオリンピックを終えた陳は目を赤くし、「もっと上手くプレーできる気がする」と悔やんだ。

 エースの鄭怡静は、自身のインスタグラムで「準々決勝で敗れてしまったけど、私たちの心は止まらない! また一緒に戦おう! 私たちは素晴らしい!」と投稿。そして「今後の選手と男子チームを応援してください!」と結んだ。

構成●THE DIGEST編集部