８月１日に東京オリンピック卓球競技の団体戦が行なわれ、日本の女子チーム（伊藤美誠、石川佳純、平野美宇）は１回戦でハンガリー代表と対戦。ダブルスの石川／平野ペア、シングルスの伊藤美誠と平野がすべて３-０のストレート勝ちを収め、危なげなく準々決勝進出を決めた。

　これで大会を去ることになったハンガリーのゾルタン・バトルフィ監督は試合後、日本の“おもてなし”に感謝の意を表わした。

「コロナで難しい生活になるのは覚悟していたが、もっと大変だと思っていた」

【PHOTO】悲願の団体金メダルへ！石川佳純、張本智和、伊藤美誠ら、日本の卓球界を引っ張る選手を一挙紹介！ 　そう切り出した指揮官は、「実際に来てみたら、日本の方々が素晴らしい出迎えをしてくれた。選手村でも競技会場でも、プレーフィールドでも、スタッフの対応は親切で、素晴らしかった」と続け、快適に過ごせたことを明かした。

　最後はその開催国に叩きのめされる形となったが、「ありがとう」と笑顔で会場を後にした。

取材・文●江國 森（THE DIGEST編集部）