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「五輪で戦えることが幸せ」と喜びを噛みしめる平野美宇。決勝に向けて石川佳純は「3人で一丸となって楽しみたい」【東京五輪】

THE DIGEST編集部

2021.08.03

決勝進出を決めた日本。大一番に向けて石川(左下)は「3人で一丸となって楽しみたい」と語った。(C)Getty Images

 8月3日に行なわれた、東京五輪卓球競技の女子団体戦準決勝。日本チーム(伊藤美誠、石川佳純、平野美宇)は第4シードの香港代表(蘇慧音、李皓晴、杜凱琴)と激突し、3-0と3試合連続のストレート勝ちで決勝進出を果たした。

 試合後、キャプテンの石川はインタビューで「(1試合目のダブルスで)出足から声を出してリズムに乗って、自分たちのプレーをすることができたので、昨日に続いていいプレーができたと思います」とコメント。エースの伊藤は「(2試合目のシングルスの)2ゲーム目は取られてしまったんですけど、出足がちょっと良くなかっただけで、最後の方はしっかり挽回できたので、『悪くない』と気持ちをすぐに切り替えることができて、3ゲーム目にいいスタートを切ることができました」と振り返った。
 
 また、平野は「練習してきたことをこの舞台で発揮できていることがとても自信になりますし、オリンピックの舞台で戦えていることが凄く幸せだなと思うので、技術面でも気持ちの面でも、凄く自信になっています」とコメント。そして次の決勝に向けて、石川は「決勝の舞台で戦えることを凄く嬉しく思います。この舞台に立てることに喜びを感じながら、3人でチーム一丸となって決勝の舞台を楽しみたいと思います」と意気込みを語った。

 2012年のロンドン五輪以来、2大会ぶりの決勝進出を果たした日本女子チーム。金メダルをかけた頂上決戦は8月5日、中国とドイツの勝者と行なわれる。

構成●THE DIGEST編集部

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