8月4日に行なわれた東京オリンピック卓球男子団体の準決勝で、日本は激闘の末に2-3でドイツに敗れ、2大会連続の決勝進出を逃した。3位決定戦に回り、6日に韓国と対戦する。
「ドイツではなく日本と対戦したかった」と語ったのは、順当に決勝に進んだ中国の卓球事情に精通するシュウ・チョウ記者だ。卓球大国ならではの“特殊事情”を次のように語っている。
「中国で、卓球はもちろん人気がありますが、勝って当たり前だと思われているところがあります。負けたほうがニュースになるぐらいです。だから、対戦相手が強いほうが注目を浴びる。中国では、男子でいま最大のライバルは張本(智和)選手だと思われている。だから、日本が勝ち上がってくれたほうが良かった」
【PHOTO】石川佳純、張本智和、伊藤美誠ら、日本の卓球界を引っ張る選手を一挙紹介! 日本のほうが与しやすい相手ということではなく、その逆で、難敵との対戦のほうがファンも盛り上がるというのだ。
シングルスの決勝が男女とも同国対決となるなど、今大会も圧倒的な強さを見せている中国勢。ファンが期待していたのは、「最大の脅威」である日本勢との対決だったようだ。
取材・文●江國 森(THE DIGEST編集部)
「ドイツではなく日本と対戦したかった」と語ったのは、順当に決勝に進んだ中国の卓球事情に精通するシュウ・チョウ記者だ。卓球大国ならではの“特殊事情”を次のように語っている。
「中国で、卓球はもちろん人気がありますが、勝って当たり前だと思われているところがあります。負けたほうがニュースになるぐらいです。だから、対戦相手が強いほうが注目を浴びる。中国では、男子でいま最大のライバルは張本(智和)選手だと思われている。だから、日本が勝ち上がってくれたほうが良かった」
【PHOTO】石川佳純、張本智和、伊藤美誠ら、日本の卓球界を引っ張る選手を一挙紹介! 日本のほうが与しやすい相手ということではなく、その逆で、難敵との対戦のほうがファンも盛り上がるというのだ。
シングルスの決勝が男女とも同国対決となるなど、今大会も圧倒的な強さを見せている中国勢。ファンが期待していたのは、「最大の脅威」である日本勢との対決だったようだ。
取材・文●江國 森(THE DIGEST編集部)