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「日本女子は最大の脅威だった」卓球女子団体の“4連覇”に中国メディアが歓喜!「混合のときのようなチャンスを与えなかった」【東京五輪】

THE DIGEST編集部

2021.08.05

試合後に中国チームと握手を交わすと平野(右)。第3試合は王にストレートでの敗退となった。(C)Getty Images

試合後に中国チームと握手を交わすと平野(右)。第3試合は王にストレートでの敗退となった。(C)Getty Images

 卓球王国が歓喜に沸いている。

 東京五輪14日目の8月5日、東京体育館で行なわれた卓球競技の女子団体戦決勝に、日本チーム(伊藤美誠、石川佳純、平野美宇)が登場。中国代表(陳夢、孫穎莎、王曼昱)に0-3で敗れ、惜しくも銀メダルに終わった。これによって中国は女子団体で4連覇を達成している。

 第1試合では石川/平野が陳/王に1ゲームを先取するも1-3と勝利に届かず、続く第2試合はエースの伊藤が孫と対決。シングルス準決勝のリベンジに期待がかかったものの1-3で敗れ、後がなくなった第3試合では平野が王にストレート負け。日本の金メダルへの挑戦はここで幕を閉じた。
 
 この結果を受け、中国紙『澎湃新聞』は「代表チームは混合ダブルスの時のようなチャンスを与えなかった」としたうえで、「日本女子チームを3ー0で破り、五輪女子団体の金メダルを再び死守した」と速報。「女子団体では、中国にとって日本女子が常に最も重要な相手だった」と、決勝の内容を振り返っている。

 さらに記事内では、日本の存在について「混合ダブルスで金メダルを獲得した伊藤美誠を筆頭に、日本女子は最大の脅威だった」と表現。「中国代表チームも闘争心に溢れていた」と続け、試合前には孫も、伊藤との対戦について「彼女とプレーするたびに、(自分が)コート上で楽しんでいるような感じがする」と話していたという。

 悲願成就とはならなかったものの、ロンドン五輪以来2大会ぶりの銀メダルに輝いた日本。3年後、パリ五輪でのリベンジマッチに期待だ。

構成●THE DIGEST編集部

【PHOTO】銀メダルに輝いた卓球日本女子団体の激闘を激選ショットで振り返る!

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