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マラソン・駅伝

「信じられない!」フランス人ランナーの仰天行為を英ご意見番が問題視!「水を意図的に全て倒した」【東京五輪】

THE DIGEST編集部

2021.08.09

問題の給水直前の先頭集団の様子。アンドゥニもこの中にいる。(C)Getty Images

問題の給水直前の先頭集団の様子。アンドゥニもこの中にいる。(C)Getty Images

 8月8日に行なわれた東京五輪の男子マラソンは、ケニアのエリウド・キプチョゲが圧巻の走りで2連覇を果たし、日本から出場した大迫傑(ナイキ)は6位入賞。その他にも、中村匠吾(富士通)、服部勇馬(トヨタ自動車)は先頭から大きく遅れるも最後まで懸命に走り切った。

 だが、同レースでのあるシーンが物議を醸している。英放送局『ITV』の人気情報番組『Good Morning Britain』で司会を務めるピアース・モーガン氏が、「速報『最もいかれた金メダル』は、フランス人ランナーのモルア・アンドゥニに贈る」と非難したのだ。

 モーガン氏が指摘するのは、先頭集団の28キロ過ぎの給水シーンだ。小刻みなペースのアップダウンにより、集団のふるい落としがおこるなか、なんとか食らいつくアンドゥニは、テーブルの上に並べられた水に手を伸ばすと、それらを全てなぎ倒したのである。
 
 これにモーガン氏は「彼は競争相手の水を意図的に全て倒した…信じられない!」と動画を添えてTwitterに投稿した。

 なお、アンドゥニの真後ろを走っていたオランダのアブディ・ナゲーエは、取ろうとした水がことごとく倒されたため、テーブルで水を手に出来なかった。それでも数メートル先の別のテーブルで無事水を確保。アンドゥニの少し後ろを走っていた大迫も、手前に水がないためテーブルの奥に手を伸ばし水をキャッチしている。

 アンドゥニの行為が故意であったか定かではないが、走りに余裕がなかったのは確かだろう。結局、アンドゥニは30キロ手前で集団から脱落し、17位でレースを終えている。

構成●THE DIGEST編集部

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