名古屋市の河村たかし市長が、表敬訪問に訪れた同市出身のソフトボール代表・後藤希友の金メダルを噛んだ問題で、このメダルが新しいものに交換される方針であることがわかった。

　問題は、８月４日に後藤が市庁舎を訪れた際に起きた。河村市長に「金メダルを首にかけてほしい」と頼まれた後藤は快く引き受けると、河村市長が「いやぁ重てえなぁ」と言いながら、突然マスクを外してメダルにかじりついたのだ。

　この様子がメディアで放送されるとアスリートをはじめ各方面から非難の声が殺到。河村市長はメダルかじりを「最大の愛情表現だった」と話したが、まったく理解を得られず、さらに火に油を注ぐことになった。こうした状況を受けてIOCやJOC、東京大会の組織委員会などの関係機関が調整した結果、IOCが費用を負担する形で後藤の金メダルは新しいものと交換する方針が決まったという。
  　これを受けてネット上では「費用は河村市長に負担させろ」「それ国民の血税では？」「市長も交換せえ」「後藤選手が気の毒」などと不満が爆発。また、河村市長は12日に会見を開き、メダルの交換費用は「個人で支払いたい」との意向を示したが、この会見の様子にも「ニュース見たけど全然反省してないじゃん」「何かいい加減な謝り方だな」「本気で謝罪する気は無いんだろうなぁ…」と厳しい声が寄せられている。

構成●THE DIGEST編集部

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