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「不快きわまりない!」河村たかし市長の“金メダルかじり”を世界が打電! 組織委は「交換不可」と発表【東京五輪】

THE DIGEST編集部

2021.08.06

ウケ狙いだとしてもあまりにも……。河村市長への批判が止まない。(C)AFLO

ウケ狙いだとしてもあまりにも……。河村市長への批判が止まない。(C)AFLO

 名古屋市長の悪ふざけが引き起こした騒動は、いまだ尾を引き、大きな波紋を広げている。

 問題のシーンが起きたのは、水曜日のことだ。名古屋市出身である女子ソフトボール代表投手、後藤希友が金メダル獲得の報告を兼ねて市庁舎を表敬訪問。その際に同市の河村たかし市長が後藤に「金メダルを首にかけてほしい」とお願いしたところ、「いやぁ重てえなぁ」と言いながら、突然マスクを外してガブリとメダルにかじりついたのだ。

 後藤は苦笑いを浮かべてその場は終わったが、テレビでこの様子が放送されると一気に批判の声が噴出。とりわけオリンピアンたちの怒りようは凄まじく、今大会の柔道男子60キロ級金メダルの髙藤直寿がSNS上で「自分の金メダルでも傷つかないように優しく扱ってるのに、怒らない後藤選手の心の広さ凄すぎ。俺だったら泣く」と綴れば、元フェンシング男子の太田雄貴氏は「ごめんなさい僕には理解できません」と呆れた様子。女子スピードスケートの小平奈緒も言及し、「私だったらその場で号泣して暫く立ち直れないかも……」と後藤の心情をおもんぱかった。

 河村市長は「最大の愛情表現だった。金メダルは憧れ。迷惑を掛けているのであれば、ごめんなさい」などと弁明したが、このコメントがまた火に油を注ぐ結果となり炎上。後藤が所属するトヨタ自動車も怒り心頭で、「不適切かつあるまじき行為だ。河村市長には責任あるリーダーとしての行動を切に願う」と断じるに至った。

 あらためて公の場で謝罪会見に臨み、「軽率にもご本人様の長年の努力の結晶であります金メダルを汚す行為に及びました。名古屋市長としての立場をわきまえない、きわめて不適切な行為で猛省すべきと痛感しております」と語ったが、それも用意されたペーパーを読んだだけで、何度も噛んでしまう始末だ。

 トヨタ自動車の本社に足を運んで謝罪文を提出したというが、市長本人は車のなかから出ずに副市長らが対応したと説明。同社に断られたのかとの問いかけには、明確な回答を示さなかった。緩慢な対応によって、ファンの怒りをさらに助長してしまっている。
 
 現在は東京五輪の取材で世界中からメディアが集結している。当然この話題も世界に打電され、最大手の通信社『ロイター』は「不快きまわりない“噛みつき”で日本を怒らせ、トヨタを激高させた」と銘打ち、その一部始終を伝えた。

 ネットやSNS上では後藤を心配する声が殺到し、「メダルを新しいものと交換できないか」との意見が相次いでいる。こうした流れを受けてか、大会組織委員会は夜になって声明を発表。残念ながら、製造段階でキズなどがあった場合のみ無償で交換の対応はするが、それ以外の理由は対象外との見解を示した。

構成●THE DIGEST編集部

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