専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
格闘技・プロレス

「自分への死刑宣告だ」カシメロの“中指挑発”に母国記者も辟易。対戦すれば「イノウエの手中だろう」

THE DIGEST編集部

2021.08.16

リゴンドー撃破後も井上(左)への挑発を止めなかったカシメロ(右)。(C)Getty Images

リゴンドー撃破後も井上(左)への挑発を止めなかったカシメロ(右)。(C)Getty Images

 井上尚弥(大橋ジム)へ挑発を繰り返す男に母国記者が警告だ。

【動画】ダスマリナスに完勝! 井上が炸裂させた左ボディーの“KOシーン”をチェック

 8月14日(日本時間15日)に行なわれたボクシングのWBO世界バンタム級タイトルマッチで、同級4位のギジェルモ・リゴンドー(キューバ)に2ー1の判定勝ちを収めた王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)。これで暫定王者時代を含め、4度目の防衛成功となった。

 そしてリング上での勝者インタビューでは、カシメロが三本の指を立てて4団体統一に向けての意気込みをコメント。「リゴンドーが終わって、次はドネア」と一本ずつ指をたたんでいくと、残した中指を中継カメラに見せつけて「最後はイノウエだ!」と挑発したのだ。
 
 このシーンを見ていた、フィリピンメディア『Rappler』などに執筆するジョー・ヴィライ記者は公式Twitterを更新。「『自分を売り込まなければならない』ということなのだろう」と一部理解を示しつつも、「もし対戦することになったら、カシメロがやったこの『F Naoya Inoue!』は自分自身への死刑宣告だ」と言及している。

 さらに「カシメロはドネアのようなカウンターパンチャーではなく、技術的にも優れていない」と戦力分析を始めると、「何よりドネアが持っているような体格的なアドバンテージがない」と指摘。「(対戦が実現した場合は)カシメロが喧嘩っ早いので、イノウエの手中に入ってしまうだろう」との試合予想でツイートを締めた。

 一方、リゴンドー戦後には「リスペクトのない奴は叩きのめす」と静かに闘志を燃やしていた井上。今年6月にはWBAスーパー&IBF世界バンタム級タイトルマッチでIBF1位マイケル・ダスマリナス(フィリピン)に3回2分45秒TKO勝ちと圧倒的な強さを見せつけた。今後はノニト・ドネア(フィリピン)との再戦も含め、モンスターのマッチメイクに注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

【井上尚弥PHOTO】21勝17KO無敗の最強王者!世界が恐れる"モンスター"の厳選ギャラリー
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号