フィリピンの閃光戦士が“舌好調”だ。
現地時間8月14日、アメリカ・カリフォルニア州カーソンで行なわれたボクシングのWBO世界バンタム級タイトルマッチで、王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)が同級4位のギジェルモ・リゴンドー(キューバ)に2-1の判定の末に勝利。暫定王者時代を含めて4度目の防衛に成功した。
KO決着ではなかったものの、百戦錬磨の猛者を退けたカシメロは、止まらなかった。上機嫌で試合後の会見に登場すると、「俺の標的は3人だ」と人差し指、中指、薬指を立てると、「まずリゴンドーは終わった」と薬指を折り、「次はドネアだ」と人差し指を折る。そして最後は中指を立てたまま、「ナオヤ・イノウエだ」と強調したのである。
禁断のポーズで“モンスター”を挑発したカシメロは、フィリピン紙『Rappler』によれば、こうも続けている。
「俺はイノウエの名をいつも呼んでいるが、あいつはドネアと同じで俺を恐がっている。あいつが契約を結べるものならやろう。なんで逃げてるのかは分からないけど、いつだって戦ってやる。イノウエとドネア。要するに全員ビビってるんだよ」
今年6月30日に、ドーピング検査の遅延や侮辱的発言を理由に対戦をキャンセルしていたドネアにも苦言を呈したカシメロは、“最終目標”である井上戦への想いを口にした。
「ナオヤ・イノウエ。あいつに力があることは知ってるけど、それは俺にもある。誰にも負けない力があるんだ。アイツと俺はすでに戦いを繰り広げてきたが、俺にとっては理想的な形だ。たとえ、イノウエのホームになったとしてもやる。問題はない」
一連の発言に対して、日本の中継でゲスト解説を務めた井上は「ああいう態度をされたら叩きのめしたいなと思う」「倒します。問答無用で倒します」と意欲的だ。この両雄が激突するとなれば、世界のボクシングファンから熱視線が送られる一戦となるだけに、ドネアを含めたマッチメイクの行方に注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】退屈な一戦だった!? リゴンドー戦で強烈なジャブを浴びるカシメロはこちらでチェック
現地時間8月14日、アメリカ・カリフォルニア州カーソンで行なわれたボクシングのWBO世界バンタム級タイトルマッチで、王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)が同級4位のギジェルモ・リゴンドー(キューバ)に2-1の判定の末に勝利。暫定王者時代を含めて4度目の防衛に成功した。
KO決着ではなかったものの、百戦錬磨の猛者を退けたカシメロは、止まらなかった。上機嫌で試合後の会見に登場すると、「俺の標的は3人だ」と人差し指、中指、薬指を立てると、「まずリゴンドーは終わった」と薬指を折り、「次はドネアだ」と人差し指を折る。そして最後は中指を立てたまま、「ナオヤ・イノウエだ」と強調したのである。
禁断のポーズで“モンスター”を挑発したカシメロは、フィリピン紙『Rappler』によれば、こうも続けている。
「俺はイノウエの名をいつも呼んでいるが、あいつはドネアと同じで俺を恐がっている。あいつが契約を結べるものならやろう。なんで逃げてるのかは分からないけど、いつだって戦ってやる。イノウエとドネア。要するに全員ビビってるんだよ」
今年6月30日に、ドーピング検査の遅延や侮辱的発言を理由に対戦をキャンセルしていたドネアにも苦言を呈したカシメロは、“最終目標”である井上戦への想いを口にした。
「ナオヤ・イノウエ。あいつに力があることは知ってるけど、それは俺にもある。誰にも負けない力があるんだ。アイツと俺はすでに戦いを繰り広げてきたが、俺にとっては理想的な形だ。たとえ、イノウエのホームになったとしてもやる。問題はない」
一連の発言に対して、日本の中継でゲスト解説を務めた井上は「ああいう態度をされたら叩きのめしたいなと思う」「倒します。問答無用で倒します」と意欲的だ。この両雄が激突するとなれば、世界のボクシングファンから熱視線が送られる一戦となるだけに、ドネアを含めたマッチメイクの行方に注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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