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格闘技・プロレス

マーベラスの彩羽匠が女子プロレス主要タイトル制覇を宣言! スターダム参戦も「優勝しか見てない」と強気

どら増田

2021.08.21

響を一蹴し、笑顔を見せる彩羽。そんなマーベラスのエースはステップアップを誓った。

響を一蹴し、笑顔を見せる彩羽。そんなマーベラスのエースはステップアップを誓った。

 8月20日、女子プロレス団体「マーベラス」が、後楽園ホールで『マーベラス夏の陣』を開催。注目されたメインイベントでは、エースの彩羽匠が、センダイガールズ(仙女)の岩田美香と越境タッグを結成。両団体を股にかけて愚行を繰り返している響とアンドラス宮城と対戦した。

 マーベラスと仙女の選手たちがセコンドにズラリと並ぶなかで行なわれた一戦は、スプレー攻撃などでかく乱した響&アンドラスに対し、“エース”が見せた。相手の卑劣な攻撃にも一切動じなかった彩羽がトラースキックの連発からランニングスリーで響を仕留め、試合に終止符を打った。
【動画】響&アンドラス組をラッシュをかける彩羽の奮闘シーンはこちら

 試合後、彩羽は「響、もうウチらの前に現れるなよ。2度も負けたらもういいだろう。そして、この試合に勝ったら言いたいことがありました。橋本選手、上がってきてください」とセコンドにいた橋本千紘を呼び寄せ、こう続けた。

「GAEAISM、自分の怪我、欠場も含め、完敗しました。あの日に耳打ちしたこと、まだ覚えてますよね? AAAWのベルト、自分にリベンジさせてください。挑戦させてください。お願いします」

 この挑戦志願に橋本は、「まずは、復帰おめでとうございます。彩羽匠。待ちくたびれたよ! 待っている間、桃野美桜と星月芽依が大ッ嫌いになるほど楽しませてもらいましたよ。やっとふたりの闘い、誰にも邪魔されずに出来ますね。けど、彩羽匠も私のオブライト一発で終わらせますので、楽しみにしててください」と快く対戦を受諾した。
 しかし、あの戦士も黙ってはいなかった。響だ。

 彩羽と橋本に割り込むように「あれっ? あっ?あっ?あっ!? (DASH)チサコさん! 今日は響に会いに来てくれてありがとーございまぁ~す! なんか、お前ら(門倉&桃野)が持ってるタッグベルト、私とお友達で持ってたほうが、チサコさん喜びますよね? ねっ?」と突然の仙女のタッグ王座挑戦宣言したのだ。

 これにチサコも「笑わせんじゃねーよ。桃野と門倉を、テメー、ナメんじゃねーぞ。お前らは頭もおかしいしクズだしアホだし、ブタだし、シャクレだし、お前らがベルト取れると思ってんじゃねーぞ。お前らじゃ勝てねーんだよバーカ!」と一喝。しかし、チャンピオンの桃野が、「響、久しぶり。こっちだって、我慢してることいっぱいあるんだよ。聞きたいこともある。誰に挑戦するっつってんの? こっちは何回試合壊されたと思ってんの? 許せないこともたくさんある」と挑戦を受け入れた。

「でもプロレスラーだから、リングの上で聞きたいって思ってた。だから今回、対戦できるのを楽しみにしてるよ。でもね、このベルトだって、必死こいて橋本千紘から取ったんだよ。そんな簡単に今のあなたたちに渡すわけがない。いつでもいいです、いつでもやります」

 響の“暴走”に「オイ、黙れ」と呆れた表情の彩羽は、「ウチもいいですか? チサコさん」と語り出し、「10月1日に、後楽園ホールやります。仙女のベルト、タイトルかけていいですか?あと、AAAWのベルト、10月1日、後楽園、組ませてください」と10.1後楽園大会でAAAWと仙女タッグのタイトル戦が決定させた。
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