格闘技・プロレス

「あいつらはクソッタレだ」9.4決戦を前にジェフ・コブがオカダ・カズチカに圧勝!「レインメーカーは終わりだ!」【新日本】

THE DIGEST編集部

2021.08.27

規格外のパワーでオカダ(左)を翻弄したコブ(右)は、試合後も挑発を続けた。(C)新日本プロレス

 8月26日、新日本プロレスは、『SUMMER STRUGGLE 2021』後楽園ホール大会を開催。注目のメインイベントでは、9.4埼玉・メットライフドーム大会で一騎打ちを行なうオカダ・カズチカとジェフ・コブが、それぞれ小島聡、グレート-O-カーンをパートナーに対決した。

 規格外のパワーファイトとオカダを意識したスタイルで、ここまでの前哨戦を優勢に進めるコブは、今回もオーカーンと共に攻勢に出る。一方のオカダも小島と徹底抗戦。試合は一進一退の攻防の様相を呈する。

 だが、コブがオカダのお株を奪うツームストンパイルドライバーで排除すると、一気に試合が傾いた。そして最後は小島をレインメーカー式ツアー・オブ・ジ・アイランドを決めてカウント3を奪取。ダメージが大きいオカダはカットに入れず。またもやユナイテッドエンパイアが完勝を飾った。
 
 試合後にバックステージでコブは「TVアサヒ、NHK、たった今『明日で梅雨が明ける』と言ったからって、俺をお前らの番組の気象予報士としてスカウトするのはやめてくれよ。オカダ、お前がコーラクエンホールで試合できるのも明日が最後だ」と自信を漲らせた。

「梅雨が明けたら、レインメーカーは終わりだ! これからはアロハメーカーだ! そしてユナイテッドエンパイアの時代! 俺たちを見限ったお前らはクソッタレだ! ユナイテッドエンパイアは終わってない! 明日が俺たちの時代の幕開けなんだ! この湿気た気候も明日までだ。サイタマでオカダを完璧に終わらせる。お前ら、今後、俺がコーラクエンホールのリングに立つ時は感謝の印としてプレゼントを用意しろ。雨は上がる! じゃあ、また明日な」

 26日に行われる最後の前哨戦も勝って、メットライフドーム大会に弾みをつけるつもりだ。オカダはコメントを出せなかっただけに、コンディションが心配されるところ。いよいよコブがモンスターになる時が来たのかもしれない。

◆新日本プロレス◆
『SUMMER STRUGGLE 2021』
2021年8月26日
東京・後楽園ホール
観衆 277人
▼タッグマッチ(30分1本勝負)
オカダ・カズチカ&●小島聡(16分53秒 片エビ固め)ジェフ・コブ○&グレート-O-カーン
※ツアー・オブ・ジ・アイランド

文●どら増田
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