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「日本は誇りに思うべき」東京2020大会の閉幕に来日記者が惜別!応援ボードを掲げる親子の写真に「この瞬間が醍醐味」

THE DIGEST編集部

2021.09.06

幕を閉じた東京2020大会。オリンピック、パラリンピックと来日取材を続けた記者がそれらの日々を振り返っている。(C)Getty Images

幕を閉じた東京2020大会。オリンピック、パラリンピックと来日取材を続けた記者がそれらの日々を振り返っている。(C)Getty Images

 9月5日、国立競技場にてパラリンピック閉会式が行なわれ、先のオリンピックを含む「東京2020大会」が幕を閉じた。

 計7週間にかけての祭典が終わり、出場選手や記者たちが次々と帰国するなか、今回はカナダ放送局『CBC』の担当記者が同イベントで経験したこと、感じたことをまとめた記事を掲載している。内容を執筆したのは大会期間中、日本のコンビニに“ドハマり”した姿が話題となっていたデヴィン・ハーロウ氏だ。

 記事内では「100万通りの忘れられない瞬間があった」として、地元カナダ勢を中心にアスリートの活躍を振り返ると、異例のコロナ禍で開催された今大会について言及。「日本では多数の人が大会の開催を望んでいなかった」と前置きしたうえで、選手のパフォーマンスは「私たちを一つにしてくれた」と回顧している。
 
 さらに、記事の終盤で「日本は誇りに思うべきだ」とハーロウ氏。「スポーツはこれまでも、そしてこれからも人々を結びつける」としたうえで、水泳会場へ向かっている最中に撮影した“ある一枚”の写真を紹介した。そこに収められているのは「がんばれ!Good luck!」とボードを掲げ、選手のバスへ手を振っている親子の姿だ。

 同氏は「こういった瞬間こそが、大会の醍醐味だと私は思う」と続けると、「子どもの心にも何かが芽生えるだろう。いつかオリンピックアスリートになるかもしれない」とコメント。無観客で会場に足を運べない中でも、直接メッセージを送ろうとする姿勢に心を打たれたようだ。

 緊急事態宣言下で、多くの制約を強いられた今大会。東京の魅力が完全に伝わったとは言い難いが、選手や記者、ファンの心に刻まれていれば幸いだ。

構成●THE DIGEST編集部

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