9月5日、国立競技場にてパラリンピック閉会式が行なわれ、先のオリンピックを含む「東京2020大会」が幕を閉じた。
計7週間にかけての祭典が終わり、出場選手や記者たちが次々と帰国するなか、今回はカナダ放送局『CBC』の担当記者が同イベントで経験したこと、感じたことをまとめた記事を掲載している。内容を執筆したのは大会期間中、日本のコンビニに"ドハマり"した姿が話題となっていたデヴィン・ハーロウ氏だ。
記事内では「100万通りの忘れられない瞬間があった」として、地元カナダ勢を中心にアスリートの活躍を振り返ると、異例のコロナ禍で開催された今大会について言及。「日本では多数の人が大会の開催を望んでいなかった」と前置きしたうえで、選手のパフォーマンスは「私たちを一つにしてくれた」と回顧している。
さらに、記事の終盤で「日本は誇りに思うべきだ」とハーロウ氏。「スポーツはこれまでも、そしてこれからも人々を結びつける」としたうえで、水泳会場へ向かっている最中に撮影した"ある一枚"の写真を紹介した。そこに収められているのは「がんばれ!Good luck!」とボードを掲げ、選手のバスへ手を振っている親子の姿だ。
同氏は「こういった瞬間こそが、大会の醍醐味だと私は思う」と続けると、「子どもの心にも何かが芽生えるだろう。いつかオリンピックアスリートになるかもしれない」とコメント。無観客で会場に足を運べない中でも、直接メッセージを送ろうとする姿勢に心を打たれたようだ。
緊急事態宣言下で、多くの制約を強いられた今大会。東京の魅力が完全に伝わったとは言い難いが、選手や記者、ファンの心に刻まれていれば幸いだ。
構成●THE DIGEST編集部
【東京五輪PHOTO】東京五輪が17日間の競技日程を終え閉幕!閉会式の様子を激選ショットでダイジェスト!
計7週間にかけての祭典が終わり、出場選手や記者たちが次々と帰国するなか、今回はカナダ放送局『CBC』の担当記者が同イベントで経験したこと、感じたことをまとめた記事を掲載している。内容を執筆したのは大会期間中、日本のコンビニに"ドハマり"した姿が話題となっていたデヴィン・ハーロウ氏だ。
記事内では「100万通りの忘れられない瞬間があった」として、地元カナダ勢を中心にアスリートの活躍を振り返ると、異例のコロナ禍で開催された今大会について言及。「日本では多数の人が大会の開催を望んでいなかった」と前置きしたうえで、選手のパフォーマンスは「私たちを一つにしてくれた」と回顧している。
さらに、記事の終盤で「日本は誇りに思うべきだ」とハーロウ氏。「スポーツはこれまでも、そしてこれからも人々を結びつける」としたうえで、水泳会場へ向かっている最中に撮影した"ある一枚"の写真を紹介した。そこに収められているのは「がんばれ!Good luck!」とボードを掲げ、選手のバスへ手を振っている親子の姿だ。
同氏は「こういった瞬間こそが、大会の醍醐味だと私は思う」と続けると、「子どもの心にも何かが芽生えるだろう。いつかオリンピックアスリートになるかもしれない」とコメント。無観客で会場に足を運べない中でも、直接メッセージを送ろうとする姿勢に心を打たれたようだ。
緊急事態宣言下で、多くの制約を強いられた今大会。東京の魅力が完全に伝わったとは言い難いが、選手や記者、ファンの心に刻まれていれば幸いだ。
構成●THE DIGEST編集部
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