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格闘技・プロレス

【スターダム】岩谷麻優が5 STAR決勝進出に望みを繋ぐ辛勝! 「まだ可能性はある」と“闇堕ち”の元同僚との2連戦へ

どら増田

2021.09.19

白川から劇的な勝利を飾った岩谷。決勝進出へ望みを残し、宿敵との連戦に挑む。(C)スターダム

白川から劇的な勝利を飾った岩谷。決勝進出へ望みを残し、宿敵との連戦に挑む。(C)スターダム

 9月18日、ブシロード傘下の女子プロレス団体「スターダム」は、エディオンアリーナ大阪・(大阪府立体育会館)第2競技場で、『5 STAR GP 2021』を開催。第6試合では、岩谷麻優と白川未奈が対戦した。

 今月16日の後楽園ホール大会で、「STARS」の同門であるコグマとまさかの両者リングアウトで1点を失った岩谷。一方の白川は中野たむ、「コズミック・エンジェルス」のウナギ・サヤカとともに決勝進出が絶望となってしまったため、ファイナルへの可能性がある相手の足を引っ張り、存在感を示したいところだった。

 試合は白川が主導権を握る。得意のグラビアポーズを相手に強要し、岩谷が試みたタイミングで背後からドロップキックを放つという罠にかけると、セカンドロープからリング外へのプランチャを放ち、リングに戻すとダインビングエルボーアタックと怒涛の攻撃を見せる。
 
 防戦を強いられながらも、隙を伺っていた岩谷は終盤に意地を見せる。トラースキック連打からバズソーキックを炸裂すると、堂々とフィニッシュを宣言。そして最後はドラゴンスープレックスホールドがガッチリと決め、3カウントをもぎ取った。

 試合後、白川をグラビアポーズで逆に挑発した岩谷は、「優勝まだ可能性ある!」と宣言。だが、9.20後楽園大会で鹿島沙希、最終戦の9.25大田区総合体育館大会ではスターライト・キッドと、いずれも自身の元パートナーであり、大江戸隊に闇堕ちした強敵だけに、希望を胸に秘める本人の想いとは裏腹に、まだまだ試練が続きそうだ。

◆スターダム◆
『5 STAR GP 2021大阪大会』
2021年9月18日
大阪・エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)・第2競技場
観衆 403人(満員/コロナ対策限定人数)
▼5 STAR GP 2021 レッド・スターズ公式リーグ戦(20分1本勝負)
○岩谷麻優【9点】(9分00秒 ドラゴンスープレックスホールド)白川未奈【4点】●

文●どら増田

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