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「東京五輪の恥辱は拭えまい」韓国に帰化したマラソン選手の現状に批判の声!「彼はケニアで独りぼっちだ」

THE DIGEST編集部

2021.09.25

酷暑のなかで行なわれた東京五輪の男子マラソン。オ・ジュハンは15キロ付近でリタイヤした。(C)Getty Images

酷暑のなかで行なわれた東京五輪の男子マラソン。オ・ジュハンは15キロ付近でリタイヤした。(C)Getty Images

 先の東京五輪・男子マラソンに韓国代表として臨んだのが、ケニア出身の帰化選手であるオ・ジュハンだ。序盤こそ快走を見せたが、13キロ過ぎに左太ももに痛みが走ってスローダウン。結局15キロ地点に到達する直前で途中棄権となってしまった。
【関連フォト】ケニア出身の韓国マラソン代表、オ・ジュハンの実画像はこちら!

 韓国国内ではメダル獲得が期待されていただけに、オ・ジュハンへの失望は大きかった。小さくないバッシングが浴びせられ、代表チームの指導陣にも怒りの矛先が向けられたのだ。

 あれからおよそ1か月半、オ・ジュハンの現状を紹介したのが韓国メディア『ニューシアン』である。どうやら33歳のランナーはケニアでたったひとり、コーチも付けずに自主トレーニングを繰り返しているという。同メディアはこれを大いに問題視している。

「来年9月に中国杭州で開催されるアジア大会で、オ・ジュハンは東京五輪での恥辱を拭うことができるだろうか。現時点でその可能性はきわめて低い。なにせ彼はケニアで独りぼっちなのだ。指導者がいないままにトレーニングを続けている。韓国の陸上連盟や関係機関はなにをやっているのか。受け入れがたい状況と言わざるを得ない」

 オ・ジュハンは2018年9月に韓国へ帰化した。父親のように慕っていた代表チームのオ・チャンソク監督の強い要請に応えて実現したものだ。名字は恩師と同じ呉(オ)を選び、名前は走韓(ジュハン)とし、“韓国のために走る”という強い意志が込められている。相当な覚悟を持って帰化した彼は、さっそく2016年3月のソウル国際マラソンで、2時間5分13秒の自己最高記録を叩き出した。

 その後も二人三脚での強化を進めていたが、五輪開幕前の今年5月にオ・チャンソク監督が他界してしまう。ケニアで付きっきりでトレーニングを指導してくれていた恩師がいなくなり、オ・ジュハンは失意のままに大会を迎えた。『ニューシアン』は「監督が亡くなってから数か月間、彼は個人でのトレーニングを強いられた。結果的にあの期間の練習不足が祟り、本番で途中棄権の憂き目に遭ったのだ」と指摘。現状もまた放置された状態で、同じ轍を踏むことになると注意喚起している。

 オ・ジュハンは東京五輪後、いったんは韓国に戻った。しかしコーチだったケニア人のエリザ・ムタイ氏までが事実上の契約解除となり、すぐさまケニアへの帰国を決断したという。国内で批判の声が高まり、後ろ盾となってくれた指導者たちも不在となれば、当然の成り行きだろう。
 
 アジア大会の予選を兼ね、来年3月に開催されるソウル国際マラソンでの好成績が現時点での目標だ。しかしこのままでは、上位を狙えるコンディションには持ち込めそうにない。韓国陸上連盟のキム・ドンスン事務局長は「ケニアでオ・ジュハンの傍にいて指導できるコーチは現時点で用意できていない」と話すのみである。

 帰化はしたものの、競技者として手厚いサポートを受けてないオ・ジュハン。彼はいったいどんな感情を抱きながら、独りケニアでトレーニングに励んでいるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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