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渋野日向子が首位と2打差の5位浮上! 優勝は「狙っていくとコケる。まずは目の前の一打に」

THE DIGEST編集部

2021.10.09

危なげないゴルフで着実にスコアを伸ばした渋野。最終日へ向けて十分に優勝を狙える位置につけている。(C)Getty Images

 10月9日、女子ゴルフの国内ツアー『スタンレーレディスゴルフトーナメント』(静岡県/東名カントリークラブ)は2日目の競技を終了。28位からコースへ出た渋野日向子はスコアを5つ伸ばし、首位と2打差の通算6アンダー・5位タイで最終ラウンドへ進んだ。

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 この日、スタートホールの1番で幸先よくバーディを奪った渋野は、終始安定したプレーを披露。3、8番でバーディを奪って折り返し、後半は14番で唯一ボギーを喫するも、10、15、17番とスコアを伸ばしてホールアウト。6バーディ・1ボギーの「67」で第2ラウンドをまとめた。
 
 ホールアウト後のインタビューでは「最小限のボギーでなんとか回ることができたし、パー5のチャンスで2つバーディを取れたので、そこに関してはいい内容だったと思う」と充実した表情を浮かべ、「全体的に安定したゴルフができなんじゃないかな」と手応えを口にした。

 また、2019年11月以来の優勝がかかる渋野は「チャンスのある位置だと思う」としながらも、「だからといって狙っていくとコケるので、まずは目の前の一打に集中してやっていくしかない」と冷静にコメント。優勝への意識は「できればしたくない」といい、「なるべく目の前のことに集中したい」と最終日へ気を引き締めた。

構成●THE DIGEST編集部

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