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GPシリーズ開幕! 男子SPは宇野昌磨2位、佐藤駿が5位。5連覇を目指すネイサン・チェンは4位と出遅れ【フィギュア】

THE DIGEST編集部

2021.10.23

SPを終えて2位の宇野(左)、5位の佐藤(右)。 (C)Getty Images

 現地時間10月22日、フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦スケート・アメリカが、アメリカのラスベガスで開幕した。

 この日は男子ショートプログラム(SP)が行なわれ、日本からは宇野昌磨、佐藤駿が参加。宇野は冒頭で予定していた4回転フリップが2回転フリップに終わったものの、4回転+3回転トゥループを着氷し、89・07点で2位につけた。

 一方、17歳の佐藤は4回転+3回転トゥループの着氷が乱れ、トリプルアクセルで転倒。それでも4回転ルッツを降り、80・52点で5位に入った。

 首位に立ったのは97・43点の米国のヴィンセント・ジョウ、3位には同国勢のジミー・マ(84・52点)が入った。そして、同大会5連覇がかかる絶対王者のネイサン・チェンは、予定していたコンビネーションジャンプで転倒したミスが響き、82・89点で4位スタートと出遅れている。

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 2018年に開催された平昌五輪以降、メジャー大会で一度も負けていないチェンは、同大会を2017年、2018年、2019年、2020年と4連覇中だ。演技を終えた後「明らかに今夜は良くなかった」と反省の弁を述べた後、「今年はじめての大会で、何が悪かったかを考え、明日また挑戦しなければならない。僕は人間なので、ミスを犯してしまう。けれど、明日は持てる力、すべてを出し切った演技を見せたい」と語った。

 なお、ペアのSPでは日本の三浦璃来・木原龍一組が72・63点で終え、3位につけている。

 今後、同GPは、男子フリー、ペアフリーは現地23日に行なわれる。SPの日本人はともに最終グループで、佐藤は7番目、宇野は10番目に滑走する。

構成●THE DIGEST編集部
 
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