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フィギュア

宇野昌磨は2位フィニッシュ! 優勝は米ヴィンセント・ジョウ、ネイサン・チェンは3位に【フィギュアGPアメリカ大会】

THE DIGEST編集部

2021.10.24

優勝したヴィンセント・ジョウ、銀メダルの宇野、銅メダルのネイサン・チェン。(C)Getty Images

優勝したヴィンセント・ジョウ、銀メダルの宇野、銅メダルのネイサン・チェン。(C)Getty Images

 現地時間10月23日、グランプリ(GP)シリーズ第1戦アメリカ大会において、男子フリースケーティング(FS)が行なわれた。

 89・07点でSPを2位で終えた宇野昌磨は、10番滑走で登場。情熱的な『ボレロ』にのせ、4回転ジャンプ5本を含む構成に臨んだ。

 冒頭ジャンプの4回転ループでは手をつき、サルコーは着氷が乱れた。その後の4回転+2回転トゥループを着氷し、トリプルアクセルは耐えた。4回転フリップもやや乱れたが、4回転+2回転トゥループは難なく降り、乱れながらもトリプルアクセル+オイラー+3回転フリップをこなし、演技を終えた。FS181・61点、総合270・68点としている。

【PHOTO】宇野昌磨やネイサン・チェンら参戦のGPシリーズ第1戦アメリカ大会が開幕! 北京五輪を控え、世界の精鋭がラスベガスに集結
 
 また、80.52点でSP5位につけた17歳・佐藤駿は宇野よりも早い7番滑走で登場。予定していた4回転ジャンプ4本のうちトゥループ2本(コンビネーション含む)を成功させたが、冒頭のルッツは着氷が乱れ、フリップは転倒。しかし、1本目のトリプルアクセルや3回転のコンビネーションジャンプなどを成功させ、FS166・53点、総合247・05点を得た。

 そして大会5連覇がかかる米国のネイサン・チェンは、82・89点でSP4位スタートと出遅れ、フリーで4回転ジャンプ6本という予定構成で逆転に懸けた。

 冒頭4回転ループを着氷、4回転ルッツは2回転ルッツとなったが、続く4回転フリップ+3回転トゥループは成功。その後に予定していた4回転サルコーも2回転となったが、トリプルアクセル、4回転トゥループ+オイラー+2回転フリップを着氷、ラストの4回転+3回転トゥループは耐えながら決めた。FS186・48点、総合269・37点となった。

 結果、優勝は5本の4回転ジャンプ含むプログラムを滑り切り、FS198・13点、総合295・56点と高得点をたたき出した米国のヴィンセント・ジョウ、2位に宇野、3位にネイサン・チェン。佐藤は4位で終えている。

構成●THE DIGEST編集部
 

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