ゴルフ

「面白い勝ち方ができた」渋野日向子が土壇場から粘り勝ち!今季2勝目に笑顔満開「アメリカツアーに向けて自信になる」

THE DIGEST編集部

2021.10.31

土壇場から今季2勝目をもぎ取った渋野。会見では「POまで進めるとは思っていなかった」と笑みをこぼした。(C)Getty Images

 10月31日、女子ゴルフは国内ツアー『樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント』(埼玉県/武蔵丘ゴルフコース)の大会全日程を終え、渋野日向子が通算9アンダーでホールアウト。同スコアに並んだペ・ソンウ(韓国)との手に汗を握る戦いを制し、今季2勝目&国内6勝目を手にした。

 この日首位タイからコースで飛び出した渋野は、出だしから幸先良く2連続バーディの好発進。4、5番をボギー、8番をバーディとしてハーフターンを迎えると、後半は15番で再びボギーを喫し、その直後にバウンスバックを決める。最終ホールのバーディで首位へ追いつき、プレーオフでは1ホール目のイーグルで決着をつけた。
 
 土壇場から勝利をもぎ取り、優勝会見では「プレーオフまで進めるとは思っていなかったですけど、チャンスをしっかり活かすことができてよかった」と率直な感想をコメント。「見に来てくださったり、テレビで応援してくださった皆さまの前で、今年2勝目を挙げることができてすごくうれしい」と心境を語っている。

 また「今年アメリカツアーで何試合かやって、"面白いゴルファーになりたい"とちょっと思っていた」という渋野。今大会の展開について「見ている側からするとハラハラドキドキするようなゴルフだったと思うので、そうやって面白い勝ち方ができてうれしかった」と内容を振り返った。

 さらに「この試合で優勝するっていうのは正直コースが非常に難しい。今回のセッティングもかなり難易度の高い感じになっていたので、ここ勝つことはアメリカツアーに向けて自信になるなと思った」とも語っており、今後の戦いへも自信を深める一戦となったようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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