ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは10月30日、静岡・アクトシティ浜松で、タッグの祭典『第11回 ゴッデス・オブ・スターダム～タッグリーグ戦～』を開催した。

　この大会よりマーベラスの門倉凛が合流し、岩谷麻優とのブルーマリンがいよいよ始動。初戦はともに“赤いベルト”ことワールド・オブ・スターダム王座への挑戦を予定（朱里は権利証を守れれば）している、朱里＆舞華といういきなり強敵が相手となった。

　試合では朱里＆舞華の打撃を食らいまくる岩谷＆門倉だが、この２人の打たれ強さが際立つ。今度は門倉が朱里と舞華にそれぞれトラースキックを決めると、さらに岩谷とダブルでトラースキック。すかさず岩谷が舞華にドラゴンスープレックスホールドを炸裂させて３カウントを奪い、ブルーマリンが強敵相手に初陣を飾っている。
  　試合後、岩谷は「タッグリーグブルーマリン１戦目、勝利することができました！ありがとうございます」と感謝の言葉をコメント。門倉も「タッグリーグ、今日スタートしたばっかりなんですけども、自分たちいいんじゃないでしょうか？ ただ初戦なので、どんどんこの勢いで突っ走っていきたいと思います！」と笑顔で連勝宣言した。

　最後に「必ずブルーマリンで優勝してベルトを持った状態で、またリングに上がりたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします」と締めた岩谷は、さらにバックステージでも「やっぱパワーファイターの２人なんでメチャメチャきつかったんですけど、凛ちゃん助けてくれてありがとうございました」と試合を振り返っている。

　さらに、門倉が「麻優さんのピンチは絶対私が助けに入るってずっと決めてるので、そこはもう安心していただけたらと思うんですけど」と言ったところで、岩谷は「どっちが先輩だよ」とツッコミ。門倉も「ハハハ。麻優さんが先輩です」と返し、２人は大笑いをした。

　門倉は「初戦でまずは１勝できたので、あと何試合かあるので頑張っていきたいと思います。でも、いまの勢いだったらいけると思います」と自信を持てた様子。岩谷も「もうね、１戦目からタッグムーブ、バンバンに決まってたんで。回数をやるたんびに成長していくと思うので、このまま優勝したいと思います。頑張るぞ」と気合いを入れている。