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フィギュア

フィギュア女子、SP首位はヘンドリックス! シェルバコワ3位スタート。日本勢は宮原4位、三原5位【GPイタリア大会】

THE DIGEST編集部

2021.11.06

ベルギーの22歳ヘンドリックス(中央)がロシア勢(左フロミフ、右シェルバコワ)を抑えてトップに。(C)International Skating Union (ISU)

ベルギーの22歳ヘンドリックス(中央)がロシア勢(左フロミフ、右シェルバコワ)を抑えてトップに。(C)International Skating Union (ISU)

 現地時間11月5日、イタリア・トリノでグランプリ(GP)シリーズ第3戦イタリア大会が開幕。初日に行なわれた女子シングルのショートプログラム(SP)に、日本の宮原知子、三原舞依が参加した。

 先週行なわれたカナダ大会に続く出場となった三原は3番滑走で登場。ダブルアクセル、3回転ルッツ+トゥループ、3回転フリップを着氷し、70・46点を獲得。連戦にもかかわらず、カナダ大会での67・89点を上回るシーズンベストを更新した。演技後は「すごく緊張した中だったけれど、自己ベストが出せてとてもうれしい」と笑顔を見せた。

 第1戦アメリカ大会以来となる参加となった宮原は、10番滑走で演技。冒頭の3回転ルッツ+トゥループでは後者にアテンションがついて減点となったが、ダブルアクセル、3回転フリップを着氷し、スコアは70・85点。演技後に「70点は嬉しい。もう少しジャンプがうまく飛べたら。でも、少しずつ自分らしいスケートができるようになってきた手応えはある」と語った。
 
 首位に立ったのは、ベルギーのルナ・ヘンドリックス。この日22歳の誕生日を迎えたフィギュアスケーターは、赤い衣装で伸び伸びと氷上を舞った。冒頭の3回転ルッツ+トゥループのルッツを両手上げのジャンプで降りると、ダブルアクセル、3回転フリップを着氷し、勢いのある演技で73・52点を獲得した。

 2位にはロシアの15歳、マイア・フロミフ。こちらもダブルアクセル、3回転ルッツ、3回転フリップ+トゥループを決め、72・04点を叩き出している。3位に同じロシアの17歳、昨季世界選手権王者のアンナ・シェルバコワ。ダブルアクセル、3回転フリップは加点がつく出来だったが、3回転2本を予定していたコンビネーションジャンプが3回転ルッツ+2回転トゥループとなり、71・73点にとどまった。

 翌6日にはフリースケーティングが行なわれる。宮原は4位、三原は5位と、ともに最終グループで滑走し、三原は8番目、宮原は9番目に登場する。

構成●THE DIGEST編集部

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