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男子フィギュアSP7位の鍵山優真、フリーで197・49点を獲得し大逆転優勝! 2位コリャダ、3位グラッスル。友野は6位に【GPイタリア大会】

THE DIGEST編集部

2021.11.07

SP7位スタートの鍵山が、フリーで逆転。優勝を手にした。演技後にはガッツポーズ。(C)International Skating Union (ISU)

SP7位スタートの鍵山が、フリーで逆転。優勝を手にした。演技後にはガッツポーズ。(C)International Skating Union (ISU)

 現地時間11月6日、フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦イタリア大会が2日目を迎え、男子のフリースケーティング(FS)が行なわれた。

 前日のショートプログラム(SP)ではジャンプのミスが響き、80・53点の7位でスタートした鍵山優真は、第1グループの最終滑走で登場。

 冒頭の4回転サルコーから、3回転ルッツ、4回転+3回転トゥループ、トリプルアクセル+オイラー+3回転サルコーと続き、後半に4回転トゥループ、3回転フリップ+ループ、トリプルアクセルを着氷。最後は少々よろめきながらもフィニッシュし、197・49点を獲得。自身のFS記録を更新し、総合278・02点を獲得。逆転優勝を決めた。

【動画】フリーでの大逆転! 鍵山の4回転+3回転トゥループを着氷した場面
 SP6位の友野一希は、最終グループの1番目に氷上で舞った。4回転+3回転トゥループ、4回転サルコー、4回転トゥループ、3回転ループを着氷。ランディングが乱れたトリプルアクセル以降にコンビネーションジャンプが抜け、スピンでもミスがあったが、FS161・20点を獲得。総合245・11点の6位で終えている。

 2位はロシアのミハイル・コリャダ(FS181・25点/総合273・55点)、3位は地元イタリアの19歳ダニエル・グラッスル(FS173・33点/269・00点)が入った。SPで97・89点を出し、首位発進のボーヤン・ジンはFSで4回転ジャンプなどのミスを連発し、7位で終えている。

 次の第4戦の舞台は日本。来週末にNHK杯が開催される。男子シングルでは、日本から宇野昌磨、三浦佳生が参加予定だ。また、羽生結弦は負傷のため欠場する。

構成●THE DIGEST編集部
 
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