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ラグビー

「桜を吹き飛ばした!」「惨めな記憶を払拭」アイルランドに“55点差”惨敗のラグビー日本代表を現地メディアはどう見た?

THE DIGEST編集部

2021.11.07

アイルランド戦で完敗を喫した日本。60失点以上を喫するのは2018年のNZ戦以来、およそ3年ぶりだ。(C)Getty Images

アイルランド戦で完敗を喫した日本。60失点以上を喫するのは2018年のNZ戦以来、およそ3年ぶりだ。(C)Getty Images

 やはりフルメンバーの世界5位、アイルランドは強力だった。

 現地11月6日、ラグビー日本代表(世界10位)はアイルランドの首都ダブリンに乗り込み、アイルランド代表とのテストマッチに臨んだ。今年7月の対戦では31対39と善戦したが、当時の相手は1・5軍のメンバー構成。この試合で100キャップ目を刻んだ国民的英雄、SOのジョニー・セクストンらベスト布陣を揃えてきたアイルランドに終始圧倒され、5対60の惨敗を喫した。日本がWTBシオサイア・フィフィタが唯一のトライを奪ったのに対して、アイルランドはWTBアンドリュー・コンウェイのハットトリックを含む9トライを決めている。

 地元アイルランドの地元紙『The Irish Times』は「アイルランドが日本相手に猛威を振るう」と題し、次のようにゲームを振り返った。

「会場はセクストンの記念ゲームを盛り上げようと、試合前から4万観衆のボルテージが大いに高まっていた。ホームサイドは序盤から日本を自陣に押し込み、終わってみれば実に9トライを奪って大勝を飾ったのだ。圧倒的な内容で日本の桜を吹き飛ばしたわけだが、完璧だったわけではない。些細なミスが散見されたのは反省材料だ。来週のオールブラックス(ニュージーランド代表)戦でも同レベルのパフォーマンスしか発揮できないなら、苦戦は免れないだろう」
 
 大衆紙の『Irish Mirror』は「60ポイントを積み重ねたアイルランドがワンサイドゲームを制す」とレポート。「日本は6月にブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズにプレッシャーを掛け、7月にアイルランドと31対38のゲームを演じ、先月にはオーストラリア相手にも健闘したのに、この日はさっぱりだった」と評し、「2019年ワールドカップで彼らに敗れた惨めな記憶をいよいよ払拭した」と続けた。

 欧州ツアー3連戦を消化中の日本はこのあと、現地11月13日に世界19位のポルトガル代表とコインブラで戦い、同20日にはエディンバラにて世界7位のスコットランド代表と相まみえる。アイルランド戦からの巻き返しと立て直しに期待したいところだ。

構成●THE DIGEST編集部

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