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ラグビー

「とてもタフな一日」アイルランド主将が日本戦を振り返る。「幸いにも、静岡ほど湿度が高くなかった」

THE DIGEST編集部

2021.07.05

アイルランド代表主将のジェームズ・ライアン。日本戦の勝利に貢献し、静岡の雪辱を果たした。 (C) Getty Images

アイルランド代表主将のジェームズ・ライアン。日本戦の勝利に貢献し、静岡の雪辱を果たした。 (C) Getty Images

 現地時間7月3日、アイルランド代表とのテストマッチを行なったラグビー日本代表。格上相手に競り負けたものの、相手選手からは、日本を評価する声も上がっている。
 
 田村優のPGで先制し、マイケル・リーチもトライを挙げるなど、順調に得点を挙げた日本は前半を17-19とわずかにリードされて折り返す。後半はアイルランドが持ち直し優勢に試合を進め、31-39でノーサイドを迎えた。
 
 アイルランドの主将を務めたジェームズ・ライアンは、W杯日本大会の予選プールで日本に敗れた一員で、その試合を「プレーした試合の中で、最も大変なゲームの一つだった」と回顧しつつ、「今回もとてもタフな一日になると考え、実際にそうだった」と振り返った。
 
 また、「彼らの攻撃は、他のチームと異なっていた」と、日本のオフェンスを高く評価。一方で、「ディフェンスがよく頑張った。交代選手が大きなインパクトを与え、エネルギーを与えてくれた」と自軍の勝利の要因も分析した。また、「幸いにも、ダブリンは(W杯で敗れた)静岡ほど湿度が高くなかった」とコメントするなど、天候面も味方したと考えているようだ。

 母国開催のW杯以来、1年半ぶりの国際大会として欧州遠征を行ったジェイミー・ジャパン。英国選抜、アイルランドとの連戦の中で世界最高峰の相手に脅威を与え、改めて存在感を示した形となった。
 
構成●THE DIGEST編集部

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