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フィギュア

アイスダンス日本勢、村元・高橋組は6位、小松原組が7位でフィニッシュ! 2組ともに「もっと良くできる」と意欲【NHK杯】

THE DIGEST編集部

2021.11.13

フリーダンスを披露した村元・高橋組。(C)Getty Images

フリーダンスを披露した村元・高橋組。(C)Getty Images

 11月12日から開催されているフィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯が2日目を迎え、会場である代々木第一体育館でアイスダンスのフリーダンス(FD)が行なわれた。

 日本勢の小松原美里・尊組と、村元哉中・高橋大輔組は第1グループで登場。リズムダンス(RD)は68・15点で7位だった小松原組が先に氷上に現れた。

 映画『SAYURI』をテーマに、淡いブルーと白の衣装で登場したふたりは、ツイズルとリフトで最高評価のレベル4を獲得。スピード感のある息の合った滑りで104・07点を獲得。総合172・20点で、前日に続き今季シーズンベスト、自己ベストを更新し、最終順位は7位で終えている。

 演技後、小松原美里は「ふたつとも自己ベストを出せたことは自信になる。ステップのレベルをモット上げていきたい」と語り、「もっとスピードも出せると思うし、技術的にも向上できると思うので、集中して練習していきたい」とコメントした。
 
 その直後に氷上に現れたRD6位(70・74点)の村元・高橋組は、昨シーズンと同じテーマ『ラ・バヤデール』を披露。

 曲こそ同じだが、衣装も黒と赤に変え、高橋は4度にわたるリフトを披露し、すべてでレベル4を獲得。FD108・76点、総合179・50点を得た。結果、小松原組を7・30点上回り、日本勢最高順位を確定させ、日本の歴代最高記録を更新し、最終順位は6位としている。

 オンライン取材に登場した村元と高橋は、「まだまだ得点を重ねられる要素はある」と意欲を露わに。高橋は「トップレベルの選手は、エッジワークやスケーティング、GOE(出来栄え店)などで点数を稼いでいる。そこの部分は時間をかけるしかないので、コツコツとやっていきたい」と述べた。

 アイスダンス総合優勝は、ロシアのビクトリア・シニツィナ・ニキータ・カツァラポフ組(FD129・11点、総合215・44点)、2位はアメリカのマディソン・チョック・エバン・ベイツ組(FD124・76点、総合210・78点)、3位はイギリスのライラ・フィアー・ルイス・ギブソン組(115.48点、総合191・91点)となっている。

構成●THE DIGEST編集部

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