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フィギュア

「絶対に息を飲む!」SPトップ坂本花織の“時空を支配する”ダイナミックなジャンプに公式メディアも感嘆!

THE DIGEST編集部

2021.11.13

SPでトップに立った坂本には、海外メディアも注目している。果たして2連覇は手に出来るだろうか。(C)Getty Images

SPでトップに立った坂本には、海外メディアも注目している。果たして2連覇は手に出来るだろうか。(C)Getty Images

 11月12日から開催されているフィギュアスケート グランプリ(GP)シリーズ第4戦のNHK杯。初日に行なわれた女子シングルのショートプログラム(SP)では、坂本花織(シスメックス)が今季自己ベストの76.56点で首位発進を決めた。

【動画】SPでトップに立つ坂本!豪快な3回転フリップ+トゥループをチェック

 映画「グラディエーター」の曲に乗せ、ダイナミックな舞を披露した坂本は冒頭のダブルアクセルを綺麗に着氷。続く3回転ルッツは踏切が明確でないと判定で減点されたが、3回転フリップ+トゥループのコンビネーションを成功させた。

 迫力のあるパフォーマンスでトップに立った21歳の日本人スケーターには、公式メディア『ISU Figure Skating』も驚きを隠せないようで、「絶対に息を飲む! カオリ・サカモトはNHK杯の女子SPでトップに立つためグラディエーターをテーマとした美しいプログラムで驚かせた」と称えている。
 
 GPシリーズ初戦のアメリカ大会では、アレクサンドラ・トゥルソワ(ロシア)、ダリア・ウサチョワ(ロシア)、ユ・ヨン(韓国)に次ぐ4位で終わった坂本だが、同演技では存在感を放っていた。米熟練記者のフィリップ・ハーシュ氏は、「サカモトのジャンプの一部は時空を支配していた」と称え、さらには滑り終えた彼女の表情から「スケートに対するサカモトの喜びは明らかだ」と評した。

 2連覇がかかる21歳は、13日のフリースケーティング(FS)は18時3分に演技開始を予定する。今大会で優勝を果たせば、12月のGPファイナル(大阪)進出も見えてくる。

構成●THE DIGEST編集部

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