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女子は坂本花織が連覇!17歳・河辺愛菜が2位で日本勢がワンツーフィニッシュ! 松生理乃は6位【フィギュアNHK杯】

THE DIGEST編集部

2021.11.13

NHK杯で連覇を決めた坂本。その演技は力強く、華麗だった。 (C)International Skating Union (ISU)

 11月12日から開催されているフィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯が2日目を迎え、女子のフリースケーティング(FS)が行なわれた。

 優勝は、SP76・56点で首位に立った坂本花織。ダブルアクセル、3回転ルッツ、3回転フリップ+2回転トゥループ、3回転サルコーを着氷。後半に3回転フリップ+トゥループ、ダブルアクセル+3回転+2回転トゥループを決め、最後の3回転ループは耐えた。FS146・78点を獲得。総合223・34点の今季ベストスコアで優勝、NHK杯連覇を果たした。

 2位にはSP73・88点の17歳、河辺愛菜。前日のSPで決めたトリプルアクセルは転倒したが、その後は3回転ルッツ+トゥループ、3回転ループ、3回転ルッツ+2回転トゥループなどをきちんと成功させ、ダブルアクセル+3回転+2回転トゥループ、3回転フリップ、3回転フリップ、3回転サルコーを降り、FS131・56点、総合205・44点と自己ベストを更新し2位。シニアGPシリーズ初の表彰台を決めた。
 
 3位にはSP68・08点の韓国ユ・ヨン。冒頭のトリプルアクセルは転倒したが、その後は落ち着いた演技をみせ、135・52点を獲得。203・60点で3位に入り、銅メダルを手にした。

 日本勢は、松生理乃がフリーでダブルアクセルを2本降りたが、ほかのジャンプには乱れもあり、FS122・83点、総合186・17点で最終6位で終えている。

 次の第5戦の舞台はフランスのグルノーブルで、来週末に開催される。女子シングルでは日本から樋口新葉、横井ゆは菜が参加。ロシアからはカナダ大会を制覇したアンナ・シェルバコワ、アリョーナ・コストルナヤが参戦する予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

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