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格闘技・プロレス

スーパーJr.で“闇堕ち”SHOの暴走を止めたのは金丸義信!「オレにはまだ勝てねーぞ」とヒールの矜持を見せつける

THE DIGEST編集部

2021.11.25

炸裂寸前で金丸にローブローを食い止められたSHO。これで形成をひっくり返された男は、あえなく敗れた。(C)新日本プロレス

炸裂寸前で金丸にローブローを食い止められたSHO。これで形成をひっくり返された男は、あえなく敗れた。(C)新日本プロレス

 11月24日、新日本プロレスは、『ワールドタッグリーグ2021&ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.28』を後楽園ホールで開催。この日は第4試合で、金丸義信(3勝1敗)と、開幕戦から暴走ファイトで連勝を続けているSHO(4勝0敗)が対戦した。

 パートナーであるエル・デスペラードの仇を討ちたい金丸は、試合開始から奇襲攻撃を仕掛ける。だが、SHOはレンチを用いたラフ殺法で切り抜けると、終盤にはレフェリーを突き飛ばす常とう手段を講じる。

 ここで、これまたお決まりのローブローを狙いにいったSHO。しかし、金丸はその動きを読んでいた。そのまま相手の腕を掴むと、サムソンクラッチで上手く丸め込んでカウント3をもぎ取り、見事に連勝を止めてみせた。
 
 試合後もレンチを手に荒れるSHOに逆にローブローを決め、角瓶の酒をかけてから引き揚げた金丸。ヒールとしてのキャリアの違いを見せつけた格好のベテランは、バックステージで、「SHOのやってること? 確かに変わったよ。でもな、テメーな、根本的なこと変わってねーんだよ。それがわかんねーうちはな、結果出してもな、オレにはまだ勝てねーぞ」と余裕の表情を浮かべた。

 一方、股間を押さえながらバックステージに現れたSHOは、「おのれえええ! おのれ義信ー! オレの“ボール”吹っ飛ばしやがったぞ!」と絶叫。さらに「ってことはよ、アイツの反則負けだろ! オイ、勝点2だ。アイツじゃなくてちゃんとオレに入れとけよ! オレが5連勝だ! ふざけやがってよ! 死にぞこないが!」と強がるのが精いっぱいだった。

◆新日本プロレス◆
『ワールドタッグリーグ2021&ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.28』
2021年11月24日
東京・後楽園ホール
観衆 673人
▼『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.28』公式戦(30分1本勝負)
○金丸義信【8点】(8分08秒 回転エビ固め)SHO【8点】●
※サムソンクラッチ

文●どら増田
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