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「本当に一戦一戦だと思う」石川佳純/平野美宇が欧州の強豪ペアを圧倒! 貫録のストレート勝ちで3回戦へ

THE DIGEST編集部

2021.11.26

東京五輪でコンビネーションに磨きをかけた石川/平野ペア。悲願の金メダルへ向けて好発進を決めた。(C)Getty Images

 現地時間11月25日、アメリカのヒューストンで世界卓球の女子ダブルス2回戦が行なわれ、世界ランク1位の石川佳純/平野美宇(日本)ペアは、欧州の強豪ソフィア・ポルカノバ/ベルナデッテ・セーチ(オーストリア/ルーマニア)のペアと激突した。

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 東京五輪の団体決勝では中国ペアに1ゲームを先取するなど健闘を見せたものの、惜しくも逆転負けを喫したふたり。今大会は準々決勝で優勝候補の孫穎莎/王曼昱という組み合わせとなっており、打倒・中国、そして日本人ペア54年ぶりの金メダルを虎視眈々と狙っている。

 迎えた初戦、石川と平野はデュースにもつれ込んだ第1ゲームを14-12で先取すると、続く第2ゲームも競り合った展開から11-8と連取。第3ゲームは序盤から5連続ポイントと突き放し、その後も安定したプレーで相手を寄せ付けない。最後は11-6で締め、ゲームカウント3-0のストレート勝ちを収めた。
 
 勝利後のインタビューでは「1ゲーム目を競り合いで取ることができてすごくよかったです」と石川。接戦を勝ち切れた理由について「途中からボールのタイミングを合わせていけたところと、やっぱりサーブレシーブが勝負どころで強気のボールを平野さんが打ってくれたので、気持ち的にも途中から楽になりました」と振り返っている。

 これには平野も「1ゲーム目はちょっと初戦というのもあって足が止まってしまって、相手のゆっくりなボールになかなか自分たちの決め球が打てなかった」と反省点を挙げながらも、「2ゲーム目からはしっかり対応することができたのでそこはよかったかなと思います」と笑顔で回答した。

 その後は「本当に一戦一戦だと思う」としたうえで、次戦へ「今日よりもいいプレーをしたい」と口を揃えた"かすみう"ペア。3回戦はカロリネ・ミシェク/ホー・ティンティン(オーストリア/イングランド)、パラナン・オラワン/スターシニー・サウェッタブット(タイ)の勝者と対戦する。

構成●THE DIGEST編集部

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