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「私たちらしいプレーの連続だった」伊藤美誠/早田ひなが連日ストレート勝利! 8強をかけた次戦はドイツペアと対戦

THE DIGEST編集部

2021.11.26

早田とのペアで2年前に掴み損なた金メダル獲得を目指す伊藤。快勝で3回戦へ駒を進めた。(C)Getty Images

 現地時間11月25日、アメリカのヒューストンで行なわれている世界卓球は女子ダブルス2回戦を実施。2019年大会で銀メダルを獲得した日本の伊藤美誠/早田ひなペアは、台湾のチン・シウ/リ・ユジュンのペアと対戦した。

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 ゲームカウント3-0で勝利した前日の1回戦後には、「『あ、これがみまひなだな』っていうのがしっかり見えて、楽しめた」(早田)と自信を覗かせていた日本最強ペア。台湾ペアと初対戦を迎えたこの日も、息のあったコンビネーションで堂々のパフォーマンスを見せつける。

 伊藤、早田は試合序盤から積極的に声を出し、競り合いの末に11-9で第1ゲームの先取。さらに第2ゲームはノータッチエースを量産し、11-7と圧倒して第3ゲームへ進む。その後も危なげなく試合を運び、最後は11-1でゲームセット。連日のストレート勝利で3回戦へ駒を進めた。
 
 試合後には、早田が「試合をしていくうちに徐々に調子が上がっていって、最後は私たちらしいプレーの連続だった」と充実した表情。対戦相手について「思った以上にいいボールが何本も返ってきた」と振り返った伊藤も、「1ゲーム目をとれたことが大きくて、2ゲーム目からはリラックスした状態で入れた」と自己分析している。

 また、今後の戦いに向けては「しっかり目の前の対戦相手、一戦一戦に勝ち切るっていうのが自分たちの目標でもあるので、明日も楽しんでやっていきたい」(伊藤)、「今日のようないい連係プレーができればいいなと思います」(早田)と明るく意気込みを語った。

 日本人ペアとして54年ぶりの金メダルを目標に掲げるふたり。はたして今大会でどれだけの高みに到達できるだろうか。8強をかけた3回戦では、ドイツのサビーネ・ウィンター/ニーナ・ミッテルハムペアと対戦する。

構成●THE DIGEST編集部

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