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高梨沙羅、開幕戦は6位!マリタ・クラマーが“異次元の大ジャンプ”で圧勝【W杯ジャンプ女子個人戦】

THE DIGEST編集部

2021.11.27

今季初戦とした日本のエースは、1本目で93メートル、2本目で87.5メートルに留まり、6位とした。(C)Getty Images

今季初戦とした日本のエースは、1本目で93メートル、2本目で87.5メートルに留まり、6位とした。(C)Getty Images

 現地時間11月26日、ノルディックスキーのW杯ジャンプ女子個人・開幕戦(ヒルサイズ=97メートル、K点=90メートル)がロシアのニジニタギルで開催され、日本のエース高梨沙羅は合計203.6点で6位とした。

【PHOTO】北京五輪イヤー開幕戦で6位発進!日本のエース高梨沙羅の厳選フォトを一挙紹介!

 北京五輪シーズンの幕開けとなった今大会。前日の予選では2位と好調のスタートを見せた25歳は、決勝の1本目からK点越えの93メートルで、108.1点の3位につけた。しかし2本目は低い飛び出しで87.5メートルに留まり、合計203.6点で終わった。

 1本目から104.5メートルでヒルサイズ超えの大ジャンプを見せたオーストリアのエース、マリタ・クラマーが2本目も96メートルを飛び合計253.5点と圧勝。合計211.8点のエマ・クリネツ(スロベニア)が2位、207.4点のダニエラ・イラシュコ・シュトルツ(オーストリア)が3位に入った。
 
 日本から出場する岩渕香里は26位で終えた。勢藤優花と伊藤有希は予選敗退、岩佐明香はブーツの規定違反で失格となった。

 平昌五輪で銅メダルを手にして以降、ジャンプの改良に取り組んだ高梨。ここ数年成績に苦しんだが、昨シーズンは109回という表彰台記録を打ち立て、歴代最多勝利数(60勝)で総合2位と復調を見せていた。

 今季はどの様なパフォーマンスを見せるだろうか。次戦は27日に同会場で行なわれる。

構成●THE DIGEST編集部
 

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