ロシアの新星、カミラ・ワリエワの快進撃が続いている。
【動画】ワリエワがSPで降りたトリプルアクセル。両手を上げた圧巻のジャンプ!
今シーズンのグランプリ(GP)シリーズ第2戦カナダ大会を制した15歳は、現地時間11月26日に開幕したGP第6戦ロシア大会(ロステレコム杯)に参加。女子ショートプログラム(SP)で圧巻の演技を見せ、87・42点をマーク。2位のエリザベータ・トゥクタミシェワに7・32点差をつけた首位で、翌日のフリーに臨むことになった。
この数字は、かつて2019年GPファイナルでアリョーナ・コストルナヤが記録していた85・45点を上回り、国際スケート連盟(ISU)公認大会での歴代最高記録を更新するものだ。その快進撃ぶりに、米スポーツチャンネル『NBC Sports』は「オリンピックの有力選手であることを再び証明した」と驚嘆している。
「ワリエワはトリプルアクセルを決めて87・42点を獲得し、同じロシアのコストルナヤが持つ記録を更新し、史上最高得点を打ち出した。試合後のプレスカンファレンスで、彼女は『今日はほぼ最大限の演技ができたと思う。けど、改善すべき点は常にあり、コンビネーションジャンプはあまり良くなかった』と反省の弁を述べていた。これでもまだ完璧ではないという」
そして、「GPファイナルへの出場はほぼ確実だ」とも伝えている。
「カナダ大会で史上最高記録となる総合スコアで優勝したワリエワは、12月のGPファイナルへの出場は間違いない段階に来ている。今回のシーズンは、彼女のほかに最大で5人のロシア女子スケーターが参加する可能性も残っている。GPファイナルは、来年2月に開催される北京冬季五輪までの間に行なわれる高度な国際舞台であり、オリンピックでのメダル獲得の可能性を示す最高の指標となる場だ」
そのワリエワは、カナダ大会のフリーでは4回転サルコー、4回転トゥループ2本、トリプルアクセルなどを組み込んだプログラムで180・89点をマークして優勝した。果たして母国開催の今大会で、さらなる記録更新となるのか。フリーでの演技が注目される。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】ワリエワ、トゥルソワら北京五輪を席巻しそうなロシア女子フィギュアスケーターを特集!
【動画】ワリエワがSPで降りたトリプルアクセル。両手を上げた圧巻のジャンプ!
今シーズンのグランプリ(GP)シリーズ第2戦カナダ大会を制した15歳は、現地時間11月26日に開幕したGP第6戦ロシア大会(ロステレコム杯)に参加。女子ショートプログラム(SP)で圧巻の演技を見せ、87・42点をマーク。2位のエリザベータ・トゥクタミシェワに7・32点差をつけた首位で、翌日のフリーに臨むことになった。
この数字は、かつて2019年GPファイナルでアリョーナ・コストルナヤが記録していた85・45点を上回り、国際スケート連盟(ISU)公認大会での歴代最高記録を更新するものだ。その快進撃ぶりに、米スポーツチャンネル『NBC Sports』は「オリンピックの有力選手であることを再び証明した」と驚嘆している。
「ワリエワはトリプルアクセルを決めて87・42点を獲得し、同じロシアのコストルナヤが持つ記録を更新し、史上最高得点を打ち出した。試合後のプレスカンファレンスで、彼女は『今日はほぼ最大限の演技ができたと思う。けど、改善すべき点は常にあり、コンビネーションジャンプはあまり良くなかった』と反省の弁を述べていた。これでもまだ完璧ではないという」
そして、「GPファイナルへの出場はほぼ確実だ」とも伝えている。
「カナダ大会で史上最高記録となる総合スコアで優勝したワリエワは、12月のGPファイナルへの出場は間違いない段階に来ている。今回のシーズンは、彼女のほかに最大で5人のロシア女子スケーターが参加する可能性も残っている。GPファイナルは、来年2月に開催される北京冬季五輪までの間に行なわれる高度な国際舞台であり、オリンピックでのメダル獲得の可能性を示す最高の指標となる場だ」
そのワリエワは、カナダ大会のフリーでは4回転サルコー、4回転トゥループ2本、トリプルアクセルなどを組み込んだプログラムで180・89点をマークして優勝した。果たして母国開催の今大会で、さらなる記録更新となるのか。フリーでの演技が注目される。
構成●THE DIGEST編集部
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