現地時間11月27日、アメリカのヒューストンで世界卓球の女子シングルス準々決勝が行なわれた。勝てばメダル獲得が決まる一戦で、日本のエース伊藤美誠（世界ランク３位）は、初出場の王芸迪（中国／同10位）と激突した。

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　前日、早田ひなを下し勝ち上がってきた王。序盤から速いラリーの応酬となり、10－12で伊藤は第１ゲームを落とした。長いサーブと多彩なレシーブを繰り出し11－７で第２ゲームを取り返した日本のエースだが、第３、４ゲームでは主導権を握られ２－11、７－11で奪われた。
  　後が無くなった伊藤。第５ゲームは激しい攻防も打ち崩せず、９－11で黒星を喫した。同試合前に石川佳純も五輪女王の陳夢（中国／同１位）に破れており、これで日本の女子シングルスのメダル獲得はゼロに終わることが決まった。

　28日は、早田ひなと組むダブルスで準決勝が控える伊藤。シングルスでの悔しさをバネに勝ちきるだろうか。日本人ペアとしての54年ぶりの金メダルに期待だ。

構成●THE DIGEST編集部

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