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「日本ペアの総合力は高い」金メダル王手の“みまひな”に中国メディアが警戒! 決勝は母国ペアが「仇を討つだろう」

THE DIGEST編集部

2021.11.29

悲願の金メダルを狙う早田(左)と伊藤(右)。準決勝に続いて“中国の壁”を打ち破れるか。(C)Getty Images

悲願の金メダルを狙う早田(左)と伊藤(右)。準決勝に続いて“中国の壁”を打ち破れるか。(C)Getty Images

 怒涛の快進撃を見せる“みまひな”に中国メディアも警戒モードだ。

【動画】強敵中国ペアと熱戦を演じた「みまひな」! 世界レベルの攻防をチェック

 現地時間11月28日、アメリカのヒューストンで世界卓球の女子ダブルス準決勝が行なわれ、約2年ぶりに再結成した伊藤美誠/早田ひなペアが、中国の陳夢/銭天一ペアと対戦。フルゲームにもつれ込む大接戦をものにし、悲願の金メダルへ王手をかけている。

 そして29日の頂上決戦で、ふたりの前に立ちはだかるのは中国の孫穎莎/王曼昱ペア。今大会は準決勝でルクセンブルクのペアをストレートで下す圧巻の勝ち上がりを見せており、伊藤/早田も2019年大会決勝で対戦した際に2-0から逆転負けを喫している難敵だ。
 
 母国の大手ポータルサイト『搜狐』に掲載された記事内では、準決勝の試合内容を「日本ペアの総合力は非常に高く、陳/銭にとって厳しい戦いとなった」と総括。決勝へ向けては、三冠の可能性を残す孫を注目ポイントとしたうえで、「チームメイトの仇を討つだろう!」と母国ペアの金メダルに期待を寄せている。

 また、記事内では、近年のライバル関係にある伊藤を「中国勢にとって最も脅威的な選手」と表現すると、張本智和とのペアリングで混合ダブルス決勝に進出した早田についても言及。同種目銀メダルの快進撃を「早田の絶好調ぶりが決め手となった」と分析しているようだ。

 はたして伊藤/早田は、再び迎えた決勝の舞台で2年前のリベンジを果たせるだろうか。17年大会の銅、19年大会の銀メダルと着実にステップアップしてきたふたりの戦いぶりに注目だ。

構成●THE DIGEST編集部
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