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ダブルス銀メダルの伊藤美誠に中国メディアが指摘! 同い年の孫穎莎が「越えられない山となっている」

THE DIGEST編集部

2021.12.01

ともに2000年生まれの伊藤(左)と孫(右)。今大会は女子ダブルス決勝で対戦した。(C)Getty Images

ともに2000年生まれの伊藤(左)と孫(右)。今大会は女子ダブルス決勝で対戦した。(C)Getty Images

 またもや金メダルの前に“中国の壁”が立ちはだかった。

【動画】強敵中国ペアと熱戦を演じた“みまひな”! 世界トップレベルの攻防をチェック

 現地時間11月29日、米テキサス州ヒューストンにて世界卓球の女子ダブルス決勝が行なわれ、2年半ぶりの再結成した伊藤美誠/早田ひなペアは、中国の孫穎莎/王曼昱ペアと対決。激しい攻防を繰り広げたものの、ゲームカウント0-3のストレート負けを喫した。

 試合後のインタビューで伊藤は「優勝以外、意味がないと思っているのですごく悔しい気持ちでいっぱい」と正直な感想をコメント。早田も「優勝できなかった悔しさがあるので、またしっかり練習していつか絶対優勝できるように頑張りたい」と意気込みを語った。
 
 中国メディア『鳳凰網体育』に掲載された記事では、母国ペアの優勝に「女子ダブルス17連覇のタイトルを見事に守りきり、圧倒的な強さを見せつけた」と反応。なかでも東京五輪の個人と団体で伊藤を連破している孫穎莎については、「日本女子シングルス1位の絶対的な宿敵になったといえるだろう」とレポートしている。

 さらに「伊藤の中で孫が越えられない山となっている」と続けると、「もちろん中国チームの強敵ではあるが、恐れられて特別視されるには程遠い」と厳しい指摘。最後は混合ダブルスで金、シングルスで銀メダルを手にした孫へ「小さな魔術師は徐々に変貌しており、今後の活躍が楽しみだ」と期待を寄せた。

 ともに21歳で世界のトップを競い合う伊藤と孫。はたしてふたりは今後どのような成長を遂げていくのだろうか。そのライバル関係の行方に注目したい。

構成●THE DIGEST編集部

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