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フィギュア

GPファイナル中止に鍵山優真が絵文字で嘆き。海外メディアは決定を驚きの報道「世界に冷水を浴びさせた」

THE DIGEST編集部

2021.12.03

GPファイナルに出場予定だった選手たち。左から宇野、坂本、鍵山。(C)Getty Images

GPファイナルに出場予定だった選手たち。左から宇野、坂本、鍵山。(C)Getty Images

 日本スケート連盟は、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の急拡大を受け、12月9日に大阪にて開幕する予定だったフィギュアスケート グランプリ(GP)ファイナルの中止を2日に発表した。

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 ISUも同様に中止のリリースを出し、「残念ながら、渡航制限、隔離要件、安全への懸念や運搬上の課題などを考慮すると、複雑な感染状況での大会開催は極めて困難なものだった」と説明。「12月に大阪で開催が出来ずISUとしても残念ですが、シーズン終了後に同大会の開催を延期できるか検討します。できるだけ早く決める予定です」と延期の可能性も示唆した。

 GPシリーズ全6戦の各上位6人(組)で争われる同大会には、男子シングルでGPシリーズ2大会を制した18歳の鍵山優真、2018年平昌五輪銀メダリストの宇野昌磨の2人。女子はNHK杯を連覇した坂本花織、ペアは三浦璃来/木原龍一が出場予定だった。
 
 この悲報に、鍵山は自身のSNSに泣き顔の絵文字1つ打ち込んだ。それでも、その6分後には「全日本選手権に向けて頑張ります!」と12月23日から始める戦いに向けて気を引き締めなおした。

 各国メディアもこぞって中止の報道が流れた。直前の中止決定にイタリア・メディア『OA Sport』は「世界に冷水を浴びせた」と驚きをもって伝えている。

 未だ世界で猛威を振るう新型コロナウイルス。今後の大会に影響が出ないことを祈るのみだ。

構成●THE DIGEST編集部

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