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モータースポーツ

アブダビGPに臨む角田裕毅、F1ルーキーとしての“ラストレース”に「最高の状態でシーズンを終えたい」と意気込み

THE DIGEST編集部

2021.12.09

最終戦へ向けて角田が意気込みを語った。(C)Getty Images

最終戦へ向けて角田が意気込みを語った。(C)Getty Images

 今年3月に開幕した2021年F1世界選手権もここまで21レースを消化し、いよいよ今週末のアブダビ・グランプリでフィナーレを迎えることとなる。

 チャンピオンシップの覇権をめぐってマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とルイス・ハミルトン(メルセデス)が同ポイントで雌雄を決することになるなど、話題豊富な最終戦、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅にとっても、ルーキーイヤーを締めくくる特別なレースと言えるだろう。

 前戦のサウジアラビアGPでは、フリー走行(3回目)で4番手、予選では初めてミディアムタイヤでQ3進出を果たすなど、改めてシーズン終盤に入ってからの成長ぶりを感じさせた一方で、決勝ではスタートに失敗して順位を落とし、リスタートでの順位進出のチャンスを、後に自ら反省することになる無理な仕掛けで台無しにするなど経験不足の面も露呈。収穫も課題もあったこのジェッダでの週末を、彼はチームの公式サイトを通して以下のように振り返っている。
 
「僕自身は日曜日に期待したようにはうまくいかなかったものの、それでもサウジのコースは予想通りのエキサイティングなレースを演出し、このコースでのドライビングは本当に好きでした。レースではかなりペースは良かったですが、(セバスティアン・)ヴェッテル(アストンマーティン)を追い抜くためには、もっと我慢するべきでした。これもまた、ルーキーシーズンで学んだ新たな教訓です。それでも全体として、現時点での自分のドライビングには非常に満足しています」

 そして、最終戦の舞台となるヤス・マリーナ・サーキットについては、「ここでレースをしたことはありませんが、昨年の終わりのヤングドライバーテストに参加し、F1マシンでこのコースを走行したことはあります。その時のことはよく憶えています。それはとてもエキサイティングなことであり、ガレージから初めて出た時は特別でした。ただ、そのシーズンで使用している車で走ったことはありません」と、印象を語っている。
 

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