現地時間12月９日、来季の米女子ツアー出場権をかけた最終予選会（アラバマ州／ハイランドオークスGC）は第２週に突入。濃霧によりスタートが遅れた影響で14選手が回り切れなかったなか、１週目を24位で通過していた渋野日向子は通算11アンダー・暫定11位で第５ラウンドを終えた。

　前日には「しっかり20位以内に入りたい」と意気込みを明かしていた渋野。前半２、８番をバーディ、６番をボギーとしてハーフターンを迎えると、後半は10、14番でスコアを伸ばし、上がり２ホールも連続バーディでフィニッシュ。６バーディ・１ボギーの「67」で２週目の初日をまとめた。
  　ラウンド後のインタビューでは、課題としていた縦距離について「先週に比べたらよくなってきているかなと思いました」と手応えをコメント。パッティングについても「微妙な１メートルくらいのを外さずになんとか耐えていたので、最後までジャストタッチを心掛けてやっていた分よかったのかなと思います」と充実した表情を浮かべている。

　さらに、ラウンド全体を「いいスタートを切れたと思いますし、明日につながるとも思います」と振り返った渋野。悪天候が予想される第６ラウンドへ向けては「天気がどうなるかわからないので、耐えるゴルフになってくるかなと思う。焦らず明日に向けて頑張りたい」と力を込めた。

構成●THE DIGEST編集部

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