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小林陵侑のヒルサイズに迫るジャンプに海外メディアが絶賛!コロナ復帰2戦目で「勝者であることを確かめた」

THE DIGEST編集部

2021.12.13

コロナ隔離から復帰2戦目でトップの座に戻ってきた小林。(C)Getty Images

コロナ隔離から復帰2戦目でトップの座に戻ってきた小林。(C)Getty Images

 現地時間12月12日、ノルディックスキーのW杯ジャンプ男子個人・7戦目(ヒルサイズ=140メートル、K点=125メートル)がドイツのクリンゲンタールで開催された。日本のエース小林陵侑は、2本目でヒルサイズに迫る139メートルを記録し、日本男子の歴代最多記録を更新する通算21勝目を飾った。

【動画】ヒルサイズに迫るビッグジャンプ!小林の2本目をチェック

 先月28日に新型コロナウイルスの陽性反応を示した小林は10日間の隔離を経て、11日の第6戦で復帰し7位。復帰2戦目としたこの日は、1本目129.5メートルでトップに立つと、2本目はさらに記録を伸ばす139メートルの大ジャンプで合計262.8点。第3戦ルカ大会以来、今季2勝目を挙げた。

 2~6位はノルウェー選手が占めた。ヒルサイズを超えるジャンプを見せる選手がいるなかで、小林がなんとか逃げ切った。この快挙に海外メディアも驚きを隠せないようでイタリア『Fondoitalia』は、「リョウユウ・コバヤシは139メートルのジャンプで勝利し、ノルウェー人を打ち負かした。コロナウイルスの陽性反応でツアー中断から復帰した25歳の日本人は、勝者であることを確かめた」と称えた。
 
 またポーランド専門メディア『skokipolska』は、「クリンゲンタールでは予想がねじれた、非常に奇妙な1日だった」と総括したうえで、「ノルウェー人の大規模な攻撃にもかかわらず、25歳は非常に果敢なジャンプで、悪風の条件にもかかわらず139メートルを記録した」と伝えている。

 北京五輪が控えるなか、絶好調な滑り出しを見せる小林。北京五輪で金メダル候補としても注目される彼のジャンプに今後も期待だ。

構成●THE DIGEST編集部
 
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