11月３日、「ワールドラグビーアワード2019」が都内で開催された。

「年間最優秀チーム賞」にノミネート（受賞は南アフリカ）された日本を代表して出席したキャプテンのリーチ・マイケルが、前日に行なわれたワールドカップの決勝について語った。

　表彰式にサプライズ参加したこともあり、南アフリカ対イングランドの死闘を生観戦した日本の主将は、「非常にタイトなゲームだった。意外な展開になった。イングランドがもう少し点を取ると思っていた」と感想を語った。

　ともに表彰式に“出演”したニュージーランドのレジェンド、リッチー・マコウと攻め方などについて話しながら観戦したという。

  　日本が準々決勝で敗れた南アフリカが戴冠を果たしたことについては、「（優勝チームのラグビーを体感したことは）もっと強くなるうえで良い経験になった」と語った。

　では、次のW杯で結果を残すために、最も必要なもの何なのか？ 闘将はこう答えた。

「強い信念ですね。どんな時でも勝てるという信念を築き上げることです」

　ファイナルを観戦したことで、さらたる高みの舞台でピッチに立ちたいという思いを強くしたというリーチ。その思いを胸に、４年後のフランス大会を目指す。

取材・文●江國森（THE DIGEST編集部）

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