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前人未到のジャンプを決め、北京五輪へ! 羽生結弦がついに「4A込みでフリーやる」と挑戦を明言

THE DIGEST編集部

2021.12.23

23日には会場のリンクで感触を確かめた羽生。果たしてクワドアクセルは成功なるか…。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 五輪連覇王者の羽生結弦が、ついにクワドアクセル(4回転半ジャンプ)に挑戦する。

 フィギュアスケートの全日本選手権が12月23日、さいたまスーパーアリーナで開幕。そのなかで一際注目を集めているのは、羽生の前人未到のジャンプへの挑戦だ。開幕前夜には大会中継局のフジテレビのインタビューで本人は「とりあえず4A(4回転半ジャンプ)込みでフリーやるつもりです」と実施を明言した。

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 かねてより4回半ジャンプにこだわり続けてきた。だが、今季は右足関節靱帯を損傷し、グランプリ(GP)シリーズ2戦を欠場と出鼻を挫く形となっていた。それでも日本一の座を争う大舞台へ合わせてきた27歳は、「右足自体はすごくよくなってる」と現状を語り、五輪選考に向けて、こう意気込んだ。
 
「4Aの習得への道が五輪につながっているのであれば、全力でここで取りに行かなければいけない。ここで4Aを諦めているわけではないですけど、でも、本気で五輪狙ってもいいのかなって思っています」

 24日の男子ショートプログラム(SP)は24番滑走で19時42分ごろに登場。注目の4回転半ジャンプを予定するフリースケーティング(FS)は、26日に行なわれる。

構成●THE DIGEST編集部

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