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フィギュア

「五輪3連覇の権利を有しているのは僕だけ」羽生結弦、宇野昌磨ら北京五輪代表選手の会見全文【全日本フィギュア】

熊 介子(THE DIGEST編集部)

2021.12.27

北京五輪という大舞台への切符を掴んだ選手たち。写真:塚本凜平(THE DIGEST写真部)

北京五輪という大舞台への切符を掴んだ選手たち。写真:塚本凜平(THE DIGEST写真部)

 12月23日からさいたまスーパーアリーナで行なわれたフィギュアスケートの全日本選手権は、26日の男子フリースケーティングで全日程を終了。それに伴い、2月に中国の北京で開催されるオリンピックに参加する選手が発表された。

 男子シングル3名、女子シングル3名、ペア(海外拠点のため出席は見送り)、アイスダンスは各1組ずつの派遣となる。記者会見では各選手たちが五輪への想いを語った。ここでは会見で述べた内容を詳報する。

【フィギュアPHOTO】羽生結弦、坂本花織、小松原組らが北京五輪へ! 日本代表選手たちの記者会見の様子をチェック
※以下、敬称略
ーー五輪代表に選ばれた率直な気持ちは?

羽生結弦(全日本選手権優勝)
「正直言って、僕にとってはあまり考えてなかったオリンピックです。ただ、ここにくるまでの過程、ここに来るまで支えてくださった方々への想い また、現在も支えてくださっている方の想い。そういうものを含めて出ることを決意しました。そして、全日本で勝ち取りました。出るからには、勝ちをしっかりとつかみとってこれるように。また、今回のようなアクセルではなく ちゃんと武器として4回転半を携えていけるように精一杯頑張っていきます。応援よろしくぽ願いします」

宇野昌磨(全日本選手権2位、NHK杯優勝、GPアメリカ大会2位)
「嬉しく思っています。オリンピック代表選手に選ばれたことは嬉しいんですけれども、今の率直な気持ちとしては、この全日本選手権という舞台で、その、ゆづくん(羽生)や優真くん(鍵山)の演技を見て、自分に足りないものというのをすごい痛感して、一刻も早く練習がしたい。そういう気持ちがすごく一番前に出ています。次の試合がオリンピックになる可能性が高いと思いますけれども、オリンピックという舞台を、いい演技する舞台ではなく、成長する舞台にできたらいいなと思っています」

鍵山優磨(全日本選手権3位、GPイタリア大会、フランス大会優勝)
「オリンピック代表に選ばれて嬉しい気持ちはあるんですけれども、嬉しいけれど、もっと頑張らないといけないなという気持ちです。今の構成でノーミスしてもほかの選手には勝てないので、オリンピックまでに新しい4回転を練習して、それでノーミスの演技ができるように。もっとレベルアップできるように頑張りたいなという気持ちが一番です」

坂本花織(全日本選手権優勝、NHK杯優勝)
「4年前は、2人目は誰だろうという気持ちで緊張しながら結果を待っていたんですけれど、今年は全日本の結果が決まって、五輪出場が決まっていて、すごく今は嬉しい気持ちです。オリンピックでも自分のベストの演技をするだけなので、しっかりコンディションを整えて準備していきたいなと思っています」

樋口新葉(全日本選手権2位)
「私は4年前もオリンピック出場を目指していたんですけど、その時は悔しい気持ちだった。これまで準備してきて、出場が決まって、本当にほっとしているのと嬉しい気持ちでいっぱいです。オリンピックでも本当に自分らしい落ち着いた演技ができたらいいなと思います」

河辺愛菜(全日本選手権3位、NHK杯2位)
「オリンピックの代表に選んでいただいて、嬉しい気持ちもあるんですが、やっぱり実力不足というのはすごく感じているので、オリンピックまでに今まで以上に一生懸命練習をして、少しでも力をつけて上げていけたらいいなと思います」

アイスダンス
小松原美里(全日本選手権優勝)
「この組を選んでよかったと思っていただけるように練習を続けていきたいです」

小松原尊(全日本選手権優勝)
「日本代表としてすごく光栄です。応援よろしくお願いします」

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