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格闘技・プロレス

中国人インフルエンサーの「標的にされた」。木村翔に対する“暴力騒動”に余波続く

THE DIGEST編集部

2021.12.28

玄武とのイベントマッチに臨んだ木村。しかし、試合開始のゴングとともに異様な内容となり、その波紋が広がり続けている。(C)Getty Images

玄武とのイベントマッチに臨んだ木村。しかし、試合開始のゴングとともに異様な内容となり、その波紋が広がり続けている。(C)Getty Images

 日本人戦士が“標的”となった戦いが物議を醸し続けている。

 事の発端となっているのは、現地時間12月18日に中国・武漢で開催され、中国人格闘家でインフルエンサーでもある玄武が、元WBO(世界ボクシング機関)世界フライ級王者の木村翔と闘った一戦だ。
【動画】あわや命の危機!中国人選手と木村翔のエキシビションマッチの危険シーン

 試合は両者ともに拳にグローブをはめ込んだボクシングルールで実施されていたはずだった。しかし、序盤から異様な光景が広がった。玄武が体格で劣る木村をいきなり突き飛ばすと、その後もありえない攻撃のオンパレード。それでもレフェリーが試合続行を決定すると、2回途中には木村が頭からキャンバスに叩きつけられ、危険を察知したセコンドが試合を強引にストップさせた。

 ボクシングルールとは大きくかけ離れた玄武の振る舞いと、最終的に木村のノックアウト負けを宣告したレフェリーの判定など、恐怖すら感じさせるイベントは、海外はおろか国内メディアからも大きなバッシングを受けた。
 
 余波は一週間が過ぎた今も広がり続けている。地元紙『China Post』は、木村が2017年7月に中国国内のスター戦士だった鄒市明を撃破してタイトルを手にした経緯から「玄武の無残なショーと詐欺のターゲットにされた」とレポート。そのうえで、驚きの言葉を続けている。

「キムラは元WBO世界フライ級チャンピオンだが、わざわざ金儲けのために中国へやってきて、あやうく大怪我しそうになったんだと嘆く人がいた。たしかに一般的なボクサーの平均収入は決して高くはなく、高額のファイトマネーを得られるのは、サウル・アルバレスやマニー・パッキャオ、フロイド・メイウェザーJr.ぐらいである。しかし、彼は玄武の詐欺の標的にされたのだ」

 中国複数メディア情報をまとめるに、試合直前になって「中国カンフーvs日本のボクシング」というルールに勝手に変えられたというこの試合。木村が無事だったというのが、何よりと言えるのかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部
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