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格闘技・プロレス

三浦孝太が“父親譲り”のサッカーボールキックで鮮烈KO勝ち!「格闘界のキングになる」と堂々宣言【RIZIN】

THE DIGEST編集部

2021.12.31

最強ホストのYUSHIを打ち破った三浦。そのポテンシャルは父親譲りだ。(C)RIZIN FF

最強ホストのYUSHIを打ち破った三浦。そのポテンシャルは父親譲りだ。(C)RIZIN FF

 キングの血を引く「リトル・キング」が、華々しく格闘家人生をスタートさせた。

 12月31日にさいたまスーパーアリーナで行なわれた「RIZIN.33」で、元サッカー日本代表の三浦知良の次男・三浦孝太(BRAVE)が元ホストのYUSHI(Potencial GYM)と、MMAチャレンジルール(リミット66.0キロ、3分×3回)で対戦。1回KO勝ちを収めた。

 鮮烈のパフォーマンスだった。開始のゴングとともに両雄ともに激しい打ち合いとなったなかで三浦がYUSHIを捕獲。ギロチン、三角締めからの腕十字という華麗な連携技で締め上げていく。これでトドメはさせなかったものの、粘るYUSHIに最後は強烈なサッカーボールキックを炸裂。これでKO勝ちを収めた。

 試合後には、リングサイドにいた両親のもとへ駆け込んで熱くハグを交わした。そんな三浦はリング上でマイクを取ると、「自分が出るとなった時は批判の声もあった。でも、徐々に増えていった応援のメッセージが力になりました。そして何よりお父さんとお母さん。小さい時から迷惑をかけたのに、見に来てくれてありがとう」とメッセージ。そして、こう宣言した。

「格闘界のキングになるので、僕のファンになってください!」

 鍛え上げてきた成果を、今大会の開幕カードという檜舞台で見事に発揮した三浦。相手は元ホストとはいえ、地下格闘技大会(アマチュアキックボクシング)で8戦7勝(5KO)のキャリアを誇るYUSHIだけに、上々のスタートと言えるだろう。

取材・文●羽澄凜太郎(THE DIGEST編集部)
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