格闘技・プロレス

止まらない清宮海斗、武藤敬司率いるベテランチームに快勝で「このリングを俺の人生をかけて持っていく!」と絶叫【ノア】

どら増田

2022.01.05

武藤(右)とも激闘を繰り広げた清宮(左)は、連日の勝利を飾った。写真:田中研二

 1月5日、プロレスリング・ノアは、後楽園ホールで全試合当日発表の大会『REBOOT 2022』を開催。注目のメインイベントでは清宮海斗&潮崎豪&マサ北宮&稲葉大樹&稲村愛輝のノア正規軍が、武藤敬司&丸藤正道&杉浦貴&藤田和之&田中将斗のM'sアライアンス&杉浦軍混合チームとスクランブル10人タッグで対戦した。

 試合は潮崎と藤田の因縁の2人からスタート。案の定、睨み合って動きを見せない2人だったが、両軍がコーナーに引き戻して北宮と杉浦に選手交代となるなど、両軍ともにヒートアップした展開となる。

 決着がついたのは終盤だった。武藤が清宮にドラゴンスクリューからシャイニングウィザードを放つと、田中がコーナーからスーパーフライを放つ。しかし、清宮は肩を上げると、スライディングDを回避すると、ジャンピング・ニーがズバリと炸裂。すかさずタイガー・スープレックスホールドを決めてカウント3をもぎ取った。

 前夜の潮崎に続いて価値のある勝利を収めた。試合後にマイクを持った清宮は、「後楽園ありがとう! 今年はスタートですげぇ悔しい始まりになったけど、俺は止まらないっすよ! この団体を広めていくことが、本当に俺がやりたいことだし、俺にとっての生きがいです。ノア! 俺の人生かけて2022年は俺が持っていきます! ありがとうございました!」と絶叫してバックステージへ去った。

 バックステージで清宮は「上の世代をこのタッグ(北宮とのタッグ)で崩せて来ている。それが本当に嬉しい」としたうえで、「このリングを俺の人生かけて、俺が持っていきます!」と改めて強調した。

◆プロレスリング・ノア◆
『REBOOT 2022』
2022年1月5日
東京・後楽園ホール
観衆 373人
▼スクランブル10人タッグマッチ(60分1本勝負)
○清宮海斗&潮崎豪&マサ北宮&稲葉大樹&稲村愛輝(19分38秒 タイガー・スープレックスホールド)武藤敬司&丸藤正道&杉浦貴&藤田和之&田中将斗●

取材・文●どら増田
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