専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
フィギュア

女子シングルはマライア・ベルが初制覇! 2位カレン・チェン、3位に14歳のレヴィト【フィギュア全米選手権】

THE DIGEST編集部

2022.01.08

初優勝となったマライア・ベル。9度目の挑戦での栄光となった。(C)Jay Adeff/U.S. Figure Skating

初優勝となったマライア・ベル。9度目の挑戦での栄光となった。(C)Jay Adeff/U.S. Figure Skating

 現地時間1月7日、テネシー州のナッシュビルにあるブリヂストンアリーナで開催されているフィギュア全米選手権が2日目を迎え、女子シングルのフリースケーティング(FS)が行なわれた。

 優勝は、25歳のマライア・ベル。前日に行なわれたショートプログラムでも77・55点で首位に立ち、フリーでは3回転フリップ+2回転トゥループ、3回転ループ、3回転サルコー、ダブルアクセルを着氷し、後半に3回転フリップ+2回転トゥループ+2回転ループ、3回転ルッツ+ダブルアクセルはコンビネーションでミスがあったが、3回転ルッツで締め、まとめた演技で140・70点を獲得。総合216・25点で、9度目の同大会で初タイトルを手にした。北京五輪への切符も当確としている。

 ベルは試合後のフラッシュインタビューで「全米チャンピオンになれて、本当に幸運だし、感謝している。そして、とても光栄に思っている」と喜びを爆発させた。

マライア・ベルが初制覇! カレン・チェン、レヴィト、ゴールドら女子シングルのSP&フリーの様子を一気見せ【フィギュア全米選手権】
 
 2位はカレン・チェン。SP74.55点で2位に立ち、最終グループの最終滑走で登場すると、ダブルアクセル+3回転トゥループ(回転不足)、3回転フリップ、3回転サルコー、3回転ループを降りると、3回転ルッツ+2回転トゥループ、2回転ループ、3回転ルッツ、3回転ループ+片手上げの3回転トゥループをこなし、FS139.30点、総合213・85点で2位フィニッシュした。 

 また、71・42点でSP3位だったアリサ・リウは当日の新型コロナウイルス検査で陽性のため欠場を余儀なくされた。

 フリーで3位に入ったのは、SP71・00点で4位につけていた14歳のイザボー・レヴィトだ。ダブルアクセル、3回転ルッツ、3回転ループ、ダブルアクセルを前半に盛り込み、後半は3回転フリップ+トゥループ、3回転ルッツ+オイラー+3回転サルコー(1/4回転不足)、3回転フリップ+2回転トゥループを降り、FS139・75点を獲得。ジュニアながら、総合210・75点で表彰台に乗った。

 ピューターメダルが与えられる4位にはガブリエラ・イッツォ(SP67.51点、FS120.60点、総合188.11点)、5位にはリンジー・ソーングレン(SP70.22点、FS116.16、総合186.38点)で続いている。

構成●THE DIGEST編集部

【全日本フィギュアPHOTO】坂本花織が3年ぶり2度目の優勝&北京五輪内定!樋口新葉、河辺愛菜も表彰台に!トップ3の演技をプレイバック

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号