格闘技・プロレス

新日本が対抗戦に完勝! 号泣の清宮海斗にオカダ・カズチカが見せつけた“差”。武藤敬司が説いた「猪木さんの教え」とは?

どら増田

2022.01.09

快勝を収めてポーズを決める棚橋(左)とオカダ(右)。これで新日本から6勝4敗1分けの勝ち越しとなった。写真:徳原隆元

 1月8日、新日本プロレスは横浜アリーナにて『レッスルキングダム16 in 横浜アリーナ』を開催した。大注目のメインイベント2では、IWGP世界ヘビー級チャンピオンのオカダ・カズチカが、IWGP USヘビー級チャンピオンの棚橋弘至とタッグを結成。ノア所属となった新日本OBの武藤敬司&一昨年オカダとの対戦をアピールした清宮海斗のタッグと対戦した。

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 試合は序盤からオカダ&棚橋が清宮に厳しい攻撃を仕掛ける。途中、初対決となったオカダに武藤がシャイニングウィザードを炸裂させる場面もあったが、最後はオカダが開脚式ツームストンパイルドライバーからレインメーカーを決め、粘る清宮を"チカラ"でねじ伏せた。
 
 試合後、完敗を喫した清宮は悔しさからか号泣。その様子を見たオカダに「こんなんで泣いてんじゃねーぞ! 帰れ! 邪魔だオラッ!」と一喝され、武藤にも「泣くな」と抱き抱えられながらバックステージへ。リング上では、オカダ&棚橋が"プロレスのチカラ"を生み出せたことについて、ファンへの感謝を述べて大会を締めた。

 また、バックステージでオカダは、清宮について「まぁ、それはもう見た人が感じてください。僕が言うとね、ちょっとひどいことになってしまうかもしれないので」と厳しい言葉を押し殺しつつ、「それぐらい、差を感じたと思います」と正直な感想を明かしている。

 さらに「武藤さんにとっても『オカダと戦えた』っていういい記念になったんじゃないかなと思います」と続けると、「清宮"選手"だったけど、もう清宮"君"かな。呼び捨てにもできないレベルで。ホントにね、メチャメチャ悔しいと思いますよ。でもこれが、実際の差」とキッパリと話した。
 
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武藤は号泣の清宮に「まだ今からだよ、オマエ」