待望のビッグマッチの実現へ――。バンタム級の猛者同士が動きを本格化させている。
現地時間1月17日、米専門メディア『BOXING SCENE』をはじめとする複数の海外メディアは、WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(大橋)とWBCバンタム級王者のノニト・ドネア(フィリピン)が、王座統一戦に向けた交渉を開始したと伝えた。
【井上尚弥PHOTO】22勝19KO無敗の最強王者!世界が恐れる"モンスター"の厳選ギャラリー
多くのファンや関係者が嘱望するリマッチだ。
両雄は2019年11月にさいたまスーパーアリーナで行なわれたワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)の決勝で対戦。この時は井上が3-0の判定勝ちを収めたが、ドネアとの壮絶な打ち合いによって、右眼窩底骨折などの重傷を負った。
3年ぶりの再戦について「年間最高試合の"続編"が見られるかもしれない」と伝えた『BOXING SCENE』は、両陣営が「日本で4月に実現するよう交渉中」と報道。さらに同メディアの取材に応じたドネアのプロモーターであるリチャード・シェーファー氏は、「これは間違いなく私たちがやりたい戦いであり、ノニトもそれを望んでいる。日本に行くことに何の問題もない。彼(ドネア)は再びライオンの巣穴に入るつもりだ。これは彼にとって最大の戦いのひとつだ」と語った。
また、数多の試合を組んできた名プロモーターであるシェーファー氏は、「私がイノウエの代わりに詳細を話すことはできないが、ノニトとの試合こそ彼が望んでいる戦いでもあることは分かっている」と明言。そして、こう続けている。
「ふたりとも、あの試合以来、ファイターとして大きくなり、さらに磨きがかかっている。そんなノニトとイノウエの闘いは何よりもファンが望んでいるものだ。我々には、スポーツとして、この闘いを多くの人々に提供する義務がある。我々はそれを成し遂げられると信じている」
はたして、当代屈指の名手による大一番は今春に実現するのか。以前から「ドネア2を実現させたいです」と意気込んでいる井上の動向に注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】ドネアが屈した井上の渾身ボディー! 3年前の激闘ハイライトをチェック
現地時間1月17日、米専門メディア『BOXING SCENE』をはじめとする複数の海外メディアは、WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(大橋)とWBCバンタム級王者のノニト・ドネア(フィリピン)が、王座統一戦に向けた交渉を開始したと伝えた。
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多くのファンや関係者が嘱望するリマッチだ。
両雄は2019年11月にさいたまスーパーアリーナで行なわれたワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)の決勝で対戦。この時は井上が3-0の判定勝ちを収めたが、ドネアとの壮絶な打ち合いによって、右眼窩底骨折などの重傷を負った。
3年ぶりの再戦について「年間最高試合の"続編"が見られるかもしれない」と伝えた『BOXING SCENE』は、両陣営が「日本で4月に実現するよう交渉中」と報道。さらに同メディアの取材に応じたドネアのプロモーターであるリチャード・シェーファー氏は、「これは間違いなく私たちがやりたい戦いであり、ノニトもそれを望んでいる。日本に行くことに何の問題もない。彼(ドネア)は再びライオンの巣穴に入るつもりだ。これは彼にとって最大の戦いのひとつだ」と語った。
また、数多の試合を組んできた名プロモーターであるシェーファー氏は、「私がイノウエの代わりに詳細を話すことはできないが、ノニトとの試合こそ彼が望んでいる戦いでもあることは分かっている」と明言。そして、こう続けている。
「ふたりとも、あの試合以来、ファイターとして大きくなり、さらに磨きがかかっている。そんなノニトとイノウエの闘いは何よりもファンが望んでいるものだ。我々には、スポーツとして、この闘いを多くの人々に提供する義務がある。我々はそれを成し遂げられると信じている」
はたして、当代屈指の名手による大一番は今春に実現するのか。以前から「ドネア2を実現させたいです」と意気込んでいる井上の動向に注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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