格闘技・プロレス

カシメロにバトラーが「厳しい週になる」と警告! 英メディアも「イノウエ戦の計画を阻止するチャンスだ」と主張

THE DIGEST編集部

2022.01.29

昨年末にまさかのキャンセル劇で波紋を広げたカシメロ(左)。再設定となった対戦相手のバトラー(右)は何を想うのか。(C)Getty Images

 前回"ドタキャン"となった一戦のリスケジュールが発表された。

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 現地時間1月27日、世界ボクシング機構(WBO)は、WBO世界バンタム級王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)と同級1位ポール・バトラー(英国)の指名試合を、4月23日に英リバプールで行なうと公表。前日計量にカシメロが出席しない場合は、王座を剥奪すると改めて伝えている。

 昨年12月にドバイで行なわれる予定だった同対戦は、直前に体調不良を訴えたカシメロが前日計量をキャンセル。その後、カシメロ陣営からウイルス性胃腸炎の診断書が提出されると、WBOはこの理由を「正当である」とし、引き続きの王座保持を認めていた。
 
 このスケジュール再決定を受け、英専門メディア『Boxing Social』は、バトラーについて「ホームアドバンテージを得られる」と報じて期待を寄せる。さらに本人も「ここリバプールに戻ってこられて、本当にうれしい」と胸中を明かしている。

 また前回の騒動を受けてバトラーは、カシメロに「彼にとっては非常に厳しい週となるだろう」と警告。さらに「彼が病院に行って姿をくらましたことは誰もが知っている」と皮肉を交え、大一番へ向けて「残り12週間のカウントダウンだ。さぁ行くぞ!」と意気込んでいる。

 同メディアも「バトラーにとっていまカシメロが計画しているナオヤ・イノウエとの統一戦、さらにノニト・ドネアとの遺恨マッチを阻止するチャンスだ」と報じるなど、高い注目度を集める同対決。かねてよりWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(大橋)が掲げる"4団体統一"も影響するだけに、結果から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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